Cobaringの若返る健康法を伝授!

伝統的な日本型食生活を腹八分目食べることで瘦せられるばかりか健康を維持することができる簡単で経済的な若返る健康法です。

米食で内臓脂肪を減らそう

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内臓脂肪について学習しましょう。とはいえ、私の継承する澱粉を主食とする伝統的な日本型食生活を腹八分目で実行していれば何の問題もありません。
内臓脂肪がつかないようにすることの意義を知ってもらう意味で投稿しました。

脂質とは

「脂質」とは、中性脂肪、コレステロール、リン脂質などの総称です。体内に存在する「脂質」の9割は中性脂肪であることから、これを略して「脂肪」と呼ぶこともあります。中性脂肪は、おもに、脂肪細胞や血液中に存在し、エネルギー源として働いています。
そして、その存在箇所によって、「皮下脂肪」「内臓脂肪」「血中脂肪」という名称で呼び分けられています。健診等で「中性脂肪が高い」といわれた場合は、血液中の中性脂肪の量が増え過ぎていることをいいます。また肝臓に中性脂肪が増えすぎた場合を「脂肪肝」といいます。

内臓脂肪型と皮下脂肪型

以前は、体重やBMI(=体重(kg)÷{身長(m)×身長(m)})、体脂肪率などで肥満であるかいなかを診断するのが主でした。しかし、現在ではCT検査やMRIなどによる画像診断が進歩し、体を輪切り状に撮影することが可能となりました。これにより「脂肪のつき方」が詳しくわかるようになったのです。

脂肪のつき方は、「内臓脂肪」と「皮下脂肪」に分類されます。皮膚と筋肉の間の皮下組織にたまる脂肪のことを「皮下脂肪」と呼び、腹膜や腸間膜など臓器の周囲に付着し、特に腸や肝臓などの周辺にたまりやすいものを「内臓脂肪」と呼ぶ。また、内臓脂肪は見た目にはわかりにくく、一見痩せて見えるのに、おなかだけがポッコリとした体型であるケースも多く、肥満の自覚のない場合も多々あります。
命にかかわる重大な病気に進みやすいのは、「内臓脂肪型肥満」です。

内臓脂肪面積とおなか周り(臍部ウエスト周囲径)

表からもわかるように、見かけが太っていなくても、BMIが25を超えなくても、お腹周りが男性で85㌢㍍、女性で90㌢㍍以上であれば、男女ともに内臓脂肪の面積が100平方㌢㍍以上の危険域に相当し、「内臓脂肪型肥満」と診断されます。自分のお腹周りがグレーゾーンの数値だった人は、「内臓脂肪型肥満」と判断してグレーゾーンが濃くなるにつれて危険度も増します。

内臓脂肪はなぜたまるか?

一般的に内臓脂肪型肥満のリスクが高いのは女性より男性で、中年以降に増えます。女性も閉経後には増加するため、ホルモンとの関わりが考えられます。しかしながらそれ以上に食事や運動などの生活習慣が深く関わっているのは間違いありません。
原因の一つとして、脂質の摂り過ぎが上げられます。
脂肪は、まずすい臓から分泌される脂肪分解酵素(リパーゼ)の働きで、脂肪酸などに分解され、さらに胆汁(胆汁酸)の助けを借り、小腸から吸収されます。吸収された成分は、再び小腸で脂肪に合成され、脂肪球(カイミクロン)というものになってリンパ管に入り込み、さらに胸管を経て最後に血管(静脈)に入ります。血流にのった脂肪球は、体の各組織に運ばれ、そこで再び分解されて脂肪酸とグリセリンになり、どちらも細胞のエネルギー源になります。しかし、脂肪も摂り過ぎると体の中で余ってしまいます。すると、余ったブドウ糖は、まず内臓の周囲の脂肪組織に入り込んで、脂肪に変化して、出番を待つことになるのです。
一方、脂肪はまずすい臓から分泌される脂肪分解酵素(リパーゼ)の働きで、一旦脂肪酸などに分解され、さらに胆汁(脂肪酸)の助けを借りて、小腸から吸収されます。吸収された成分は、再び小腸で脂肪に合成され、脂肪球(カイミクロン)というものになってリンパ管に入り込み、さらに胸管を経て最後に血管(静脈)に入ります。血流にのった脂肪球は、体の各組織に運ばれ、そこで再び分解されて脂肪酸とグリセリンになり、どちらも細胞のエネルギー源になります。しかし、脂肪も摂り過ぎると、余った分は脂肪細胞に蓄えられて肥満を起こすといわれています。
また、食べる量は普通であっても、消費するエネルギーの量が少なければやはり太ってしまう。あまり食べないのに体脂肪が多い人は、消費するエネルギーが少ない。つまり、摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスが崩れた時に、肥満が起こるというのが一般的はは、体の中に600億個。人間の体には全部で60兆個の細胞があるので、そのうちの1㌫程度が脂肪細胞ということになります。そして、細胞は分裂し、増殖を繰り返すことが明らかになっています。つまりその脂肪細胞も分裂し、増殖を繰り返すことが明らかになっているといわれています。つまり、体内にある余分な中性脂肪を取り込んで、どんどん大きく膨らんでいく。半径が2倍になると、体積は何と約8倍になります。そして、膨れ上がった脂肪細胞が膨張の限界に達すると、細胞分裂が増えてしまいます。さらに、分裂した脂肪細胞が同じように膨張することを繰り返すと、どんどん脂肪が増えて肥満が進んでしまうといいます。
近年、脂肪細胞はさまざまな生理活性物質を分泌する「内分泌細胞」としての役割を持つことがわかってきました。

アディポサイトカインとは

脂肪細胞は糖代謝や脂質代謝がスムーズに行われるための「生理活性物質」を分泌しています。それらを総称して「アディポサイトカイン」という。「アディポ」というのは脂肪という意味です。アディポサイトカインには「善玉アディポサイトカイン(アディポネクチンやレプチンなど)」と「悪玉アディポサイトカイン(PAI-1やTNF-αなど)があります。正常な状態では、これら善玉・悪玉アディポサイトカインの分泌はバランスよく保たれています。しかし、内臓脂肪が蓄積した状態では、そのバランスが崩れたり、善玉アディポサイトカインが本来の役割を果たせなくなったりしてしまいます。その結果、血栓ができやすくなったり、血圧上昇したりしてしまう。現在、この分泌の乱れが生活習慣病やその進展に大きく関わっていると考えられます。

アディポネクチン

アディポネクチンの働きですが、どんな人でも、普段からタバコや血圧、血糖値の上昇、血中脂質、悪玉のアディポサイトカインなどによって血管が少しずつ傷つけられています。血液中を流れて全身をめぐっているアディポネクチンは血管が“大火傷”しないよう消し回っている消防隊にたとえることができます。

他にも、体内の糖の代謝を円滑にしたり、インシュリンの働きを高める作用、血管を広げて高血圧を抑えたりするという優れた役割を果たしています。
レプチンは、食欲を低下させる作用があり、分泌されると中枢新径を刺激して、一定以上食べると食欲が抑えられます。しかし、肥満の人は大量のレプチンが脂肪細胞から作られているにもかかわらず、食欲中枢がスムーズに働かなくなるのではないかと考えられているようです。

また、内臓脂肪は、体に取り込まれた栄養を燃やしたりため込んだりする「代謝」にも深く関係し、そのカギとなる働きを握っていることがわかってきました。内臓脂肪がたまりやすい腸間膜には、食べ物から栄養分などを吸収する、腸管から来る血管がたくさん集まっており、そこに脂肪がたまると、脂肪細胞の影響がすぐに血管内に現れてしまうのです。

内臓脂肪とメタボリックシンドローム

2005年の春、日本内科学会から「メタボリックシンドローム」の診断基準が発表されました。日本では1980年代に研究がスタートし、少しずつ呼び名や診断基準が変化し、現在に至ります。以前は、高脂血症、高血圧、高血糖のことを「死の四重奏」と呼んでいました。そこに新たに「内臓脂肪(腹部肥満)」という肥満の概念が加わって、メタボリックシンドロームという言葉が生まれたのです。これは「metabolic(代謝の)」と「syndrome(症候群)」が合わさった言葉で、代謝異常症候群と訳されます。
これは、内臓脂肪型肥満に加えて、高脂結晶、高血圧、高血糖などの危険因子を併せ持つ状態をさす。そして、これらの危険因子が2つ以上重なっている場合、たとえひとつひとつが軽度であっても動脈硬化に進む危険率が飛躍的に高まってしまいます。
メタボリックシンドロームは、内臓脂肪の蓄積が診断の必須条件になっていることからも、メタボリックシンドロームの有無を調べることは、さまざまな病気を予防する上でも、大きな意義があるのです。


「死の四重奏」

高脂血症

血液中に含まれる脂質の量が異常に増えた状態を「高脂血症」という。高脂血症には、総コレステロール値の高いタイプ、LDL(悪玉)コレステロール値の高いタイプ、HDL(善玉)コレステロール値の低いタイプ、中性脂肪値の高いタイプなどがあります。
メタボリックシンドロームで問題となるのは、中性脂肪値「150mg/dl以上」、HDLコレステロール値「40mg/dl未満」。個野2つは、多の要素との創刊関係を持ちながら、動脈硬化を進めることがわかっています。悪玉とされているLDLコレステロールは、独自に動脈硬化を促進させることがわかっているので、メタボリックシンドロームの要素から外されています。

内臓脂肪が主に腸間膜という辺りにたまるというのは、肝臓と直結している「門脈」という血管のすぐそばにあります。そため。内臓脂肪の脂肪細胞から分解されてできた「遊離脂肪酸」が、肝臓内に直接流れ込んでしまいます。肝臓に入った遊離脂肪酸は、中性脂肪に作り変えられ、VLDL(超低比重リポたんぱく)というものになって全身に送り出される。このVLDLの量が多いと、高脂血症になるのです。

また、HDLコレステロールは中性脂肪と反比例の関係にあり、中性脂肪が増えるとHDLコレステロールは減ってしまいます。

高血圧

血圧が高くなると、血管の壁に大きな負担が加わり、動脈硬化が進みやすくなります。そのため、メタボリックシンドロームでは、動脈硬化が進みやすくなります。そのため、メタボリックシンドロームでは、「高血圧」の一歩手前の「正常高値」が診断基準となっている。具体的には「収縮期血圧130mmHg以上かつ/または拡張期血圧85㎜Hg以上」が基準となり、他の因子と重なることで危険度が高まると考えられます。

脂肪細胞から分泌されるアディポサイトカインのなかに「アンジオテンシンノーゲン」という酵素があり、その血中濃度が高まると、血圧上昇作用をもたらすといわれています。また内臓脂肪が増えると、アディポネクチンが十分に分泌されなくなり、血管の弾力性が低下していきます。さらに、内臓脂肪によって、インスリンの働きが鈍くなると、すい臓がインスリンの分泌が不足していると判断して分泌量を増加させるのです(高インスリン血症)。すると、腎臓でのナトリウムの再吸収が促進され、血液中のナトリウム濃度が高まります。この濃度を元に戻そうとして血液中の水分が増えるため、血液量が増え、血圧を上げる要因となっているのです。

糖尿病

血液の中に糖が増えすぎた状態を「高血糖」といい、その数値がある一定のレベルを超えると「糖尿病」と診断される。メタボリックしンドロームでは、安静時血血糖値が110mg/dl以上であれば危険因子になる。つまり、境界型糖尿病の段階でも、内臓脂肪が増えると動脈硬化が起こり始め、危険度が高まると考えられています。
このように、健康診断では以上と指摘されないような数値でも、体の中で様々な要素が深く関わりあい、少しずつ「動脈硬化」が進行していく。そして、全身に酸素や栄養を起こる大事な血管がダメージを受け、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こします。

内臓脂肪とその他の病気

メタボリックシンドローム以外にも、内臓脂肪型肥満の人によく見られる病気があります。

脂肪肝

肝臓に脂肪が過剰にたまった状態を脂肪肝といいます。自覚症状がなく、放置すると「肝炎」や「肝硬変」に移行することがある。脂肪間と密接に関わってくるのが内臓脂肪です。高脂血症の項で、内臓脂肪から分解された遊離脂肪酸が、肝臓で中性脂肪につくり変えられ、「VLDL」形で全身に送られます。ところが、肝臓に流れこむ遊離脂肪酸の量が多過ぎると、中性脂肪が肝臓の脂肪に蓄積し、脂肪肝になるという悪循環が生まれるのです。

高尿酸血症・痛風

痛風は、特に肥満の人に起こりやすく、肥満度が高くなると、尿産値も高くなるという研究報告がある。これは、肝臓で中性脂肪がつくられる過程で、尿酸の生成も促進されるからではないかと考えられています。これは血清中の中性脂肪の濃度と尿中に排泄される尿酸量が正の相関を示すことで確認されています。

睡眠時無呼吸症候群

朝起きると、頭痛がしたり、熟睡感がなかったり、日中に異常な眠気が襲ってきたりすることがある人は、寝不足や疲れのためではなく、睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に何度も呼吸が止まり、日中の活動や健康などに支障を来す病気。医学的には「一晩に10秒以上の無呼吸が30回以上起こる場合、あるいは1時間の睡眠の間に無呼吸が5回以上ある場合」と定義されている。そして、多くの場合いびきを伴います。

呼吸が止まると、空気の流入が途絶えるため、休んでいた農が活動を再開して呼吸を促す。これを一晩に何度も繰り返すため。、呼吸が浅くなり、日中の眠気や寝起き時の不快感が表れます。また、空気の流入が途絶えるということは、体が酸欠状態になるため、心臓は少ない酸素を全身に行き渡らせようとする。その結果、心臓に余計な負担をかけるため、心筋梗塞や不整脈を引き起こす危険性もあります。
睡眠中は、誰でも筋肉が弛緩したり重力がかかったりして、上気道が狭くなります。ところが、肥満の人はもともと首の周りにも脂肪がたくさんついていて、上気道が狭くなっているため、特に閉鎖しやすいのです。また、最近では内臓脂肪がついている人にもこの病気が多いことが指摘されています。それは、横隔膜が腹部の脂肪に押し上げられて呼吸が浅くなっていることが原因ではないかと考えられているようです。



便秘

内臓脂肪がたまると、便秘になってしまうことがあります。内臓脂肪が小腸や大腸圧迫し、腸管の内部が十分に広がることができないためです。また、運動で腸に刺激を加え、蠕動運動を促そうにも、腸間膜についた脂肪がクッションとなり、せっかくの刺激を緩和してしまいます。

内臓脂肪は内臓の位置を正しく守り、衝撃を和らげるという役割があります。しかしながら、その一方で蓄積されると非常に怖い存在だということが窺われます。