Cobaringの若返る健康法を伝授!

伝統的な日本型食生活を腹八分目食べることで瘦せられるばかりか健康を維持することができる簡単で経済的な若返る健康法です。

アメリカが日本に行った「食の洗脳活動」

吉野敏明著「医療という嘘」より引用

アメリカが日本に行った「食の洗脳活動」

昭和に入ってから終戦までの日本人一人当たりの米の消費量は120~170㎏で現在がおよそ54㎏ぐらいですので、当時は今の3倍以上米を食べていたのです。


日本が敗戦したため、アメリカの主要穀物である小麦と大豆油が強制的に入ってきました。
アメリカは、小麦などの余剰農産物を消化するために1954(昭和29)年に余剰農産物処理法「PL480法を制定」し、農産物の代金は後払いにしてアメリカ農産物の市場開拓費に使えるようにしたのです。
日本はこの協定に調印し、小麦60万トン、大麦11万6000トン、総額5000万ドルに及ぶ農産物を受け入れたのです。


そして厚生省にアメリカ産の小麦と牛乳を学校給食に出すようにさせ、「栄養改善運動」と称し、日本食から欧米食への大転換を図ったのです。
PL480法は日米安全保障条約や日米地位協定と同じで、超不平等条約です
GHQは栄養指導政策として栄養指導車(俗名::キッチンカー)で全国を回り、200万人もの主婦に対して、アメリカ産小麦と大豆油を使った製パン技術講習会を行いました。


こうして戦後日本における植物油の消費量は急増することになりました。
また、敗戦の理由を日本型食生活にあると指摘し、小麦や油の消費を推奨し、日本人の食事を洋風化していったのです。
さらに、家畜のエサにしていたトウモロコシの粉や脱脂粉乳を学校給食に出させ、揚げパンやクジラの竜田揚などので子どもたちに食べさせたのです。
その結果、食用の植物油の消費量だけが3倍以上増加し、他の国々よりも圧倒的に多く、日本人の食生活は一変させられてしまったのです。


つまり、アメリカの穀物メジャーが依存性のある小麦や植物油を日本人に大量に消費させることで、日本人の病的弱体化を図ったのでした。

食用油に使われる石油化学薬品や有害な添加物

日本の一般庶民の間で食用油が使われることはほとんどありませんでした
油は長い間灯火の燃料でした。
ところが、1657(明暦3)年に起きた「明暦の大火」を機に徳川幕府は庶民が灯火の燃料としての油を使うことを規制しました。
こうして、明治の開国まで庶民は油を使わず、行灯などで油を使っていたのは武家と貴族と天皇だけで、しかも食用ではありませんでした。
それが明治以降、海外から食用油が日本に入ってきて、明治中期以降には食用油を使った洋風料理が普及すると共に、大正末期にはサラダ油が登場し、庶民の間でも油を使った料理が一般的なったのです。
現在では中国をはじめとするアジア地域でも需要が増えたため穀物メジャーは穀物供給網の拡充を図っているようです。
そればかりか、主力だった北米に加え、南米にも進出し、現地の加工会社を買収したり、中国の搾油企業を買収したりなど、需要を喚起するために食糧関連企業の買収なども行っています。
穀物メジャーの主要な戦略物資である穀物から作られる食用油には、製造過程で石油化学薬品や有害な添加物が使われています
使われているヘキサンによって油を高熱処理する際にトランス脂肪酸が発生し、健康への被害が心配されています。
同じく、オリーブ油もインスリン抵抗性を高めるため、糖尿病の人は要注意です。
パーム油も酸化防止剤としてBHA(ブチルヒドロキシアニソール)使われていて、発がん性から日本以外の国では食用禁止となっています。
ダイエットに良いといわれているココナッツオイルも、飽和脂肪酸なので、摂り過ぎると炎症反応によって乳がんや前立腺がんなどの発症リスクを高めます。
飽和脂肪酸(油脂)を加熱したときに出るのがトランス脂肪酸で、このトランス脂肪酸がコーヒーフレッシュやマーガリン、ポテトチップスなどのスナック菓子、ケーキ、クッキーなどに含まれていて、非常に問題です。

死のセット「フライドポテト×有酸素運動」

他の大豆油、菜種油、コーン油、ゴマ油などは多価不飽和脂肪酸を多く含んでいて、化学的に不安定で、有害なアルデヒドを増加させます。
そのため、酸化しやすく、体内で酸化すると過酸脂質が増えてシミやシワができやすくなります。健康効果が謳われているDHAやEPAも同様です。


つまり、皮膚にシワやシミができるのは植物性油の摂り過ぎが原因で、発生学的に、皮膚と神経は同じものなので、その酸化毒(リン酸化した異常タンパク質)が脳神経に蓄積して現れるのがアルツハイマー型認知症なのです。
トランス脂肪酸は自然界に存在しないプラスチックペーストです。毒であるばかりか、動脈硬化を促進し、心筋梗塞や脳梗塞を惹き起こし、がんの発症率も高くなります
こうした化学物質は生体が分解・排泄が困難であるばかりでなく、有酸素運動で酸素が大量に体内に入ることで動脈硬化を促すため、トランス脂肪酸を摂取して運動するのは自殺行為です。
油料理を食べたから運動して摂りすぎたカロリーを相殺するという考えは洗脳された愚かな考え方です。
乳製品にしても然りで、乳製品の摂り過ぎががんリスクを高めることは、多くの研究で明らかになっています。
チャイナ・ヘルス・プロジェクトの調査結果によると、カゼイン量が増えるほどがんの発生率が高くなり、他の調査でも比較的少ない乳製品の消費でも女性の乳がんのリスクが最大80%まで増加させることが判っています。

ロックフェラー医学に洗脳された医者たち

このようにがんの主な原因は有害な物質を含んでいる食品の過剰摂取ですが、日本ではタバコや酒が原因と声を上げています。
ところがタバコは1940年代までは約9割の人が喫煙していたのが、今では2~3割に減少しているにも係わらず肺腺がんは7倍に増えています。
厚労省は数字のごまかしで世間を欺いています
小麦食品や植物油などが、がんになるリスクを高めることを認めてしまうと、穀物メジャーや関連業界から激しい突き上げが予想されます。
「対がん10ヵ年総合戦略」に長年多額の税金をつぎ込んできたものの、がん患者の数も死亡率も増え続けているのです。
厚労省は「放射線療法、化学療法、手術療法のさらなる充実とこれらを専門的に行う医療従事者の育成」に尽力し、ロックフェラー医学の拡充に加担しているのです。
つまり洗脳された人たちが日本の医療行政に携わり、医者になっていることが問題なのです。
「ヒポクラテスの誓い」には医者は医学の神に対し「患者に利する治療法を選択し、害と知る治療法を決して選択しない」といいう誓いがあります。つまり神と契約したものが医者になっていたのですが、今のロックフェラー医学下の医者は、まるで悪魔と契約しているかのようです。
これは1883(明治16)年にできた法律によって、西洋医学を試験科目とする試験に合格した
者(官立大学卒業生は無試験)でなければ開業できないようにされてしまったことに端を発ます。
この医師開業免許制によって、医学校の卒業証書を持ち、かつ、内科、外科等の専門科目を2年以上修業した者に免状が与えられ、一定の設備を備えれば病院や診療所を開設できるようになったのです。
こうして神に誓ったり、上医を志すような患者本位の医師は減り、功名心や偏差値だけが高く、個人を見ず対症療法をするだけの職業医師たちが増えていったのです。

日本の伝統文化を破壊しようとするアメリカの巨大資本

日本は敗戦によってアメリカの属国のような関係がより強固になったのが「日米合同委員会」ができてからです。
これは1952(昭和27)年に調印された日米行政協定(現在の日米地位協定)で設置された協議機関で、月に2回程度日本のエリート官僚と在日米軍幹部が南麻布のニュー山王ホテルと外務省に集まって国会決議や憲法とは無関係に日米間の多岐にわたる事項が非公開に協議・決定されるのです。
実質アメリカの占領政策の延長で、年次改革要望書(アーミテージレポート)により、日本の官僚や政治家がアメリカの要望に従ってきた構造そのものなのです。
年次改革要望書は、通信、医療、医薬品、金融、エネルギー、流通等、法律に至るまでアメリカ側からの要求にしたがって規制緩和を行ってきたのです
こうしてアメリカ企業が日本の医療市場に参入できるように「医療への株式会社の参入」「混合診療の解禁」などが要求され、ロックフェラー医学と連携している日本の企業などもこれを後押ししています。
つまり、日本の保険行政はアメリカの保険資本と政府の圧力で日本の市場を外資に明け渡す結果となり、アメリカ型の儲け第一主義の医療へと進み、本来医療のあるべき姿とは大きく乖離してしまったのです。
本来なら、未病の段階で手当てをしたり、回復の手助けをしたりする、国民の命と健康を守るはずの医療が、ただの販売契約上の「商品」として扱われるということです。
これは、戦後、GHQによる日本弱体化政策によって「新嘗祭(にいなめさい)」の日(11月23日)が「勤労感謝の日」に変えられたのと同じです。日本の伝統文化や精神性をどんどん破壊し、家畜化しているのです。
新嘗祭は田畑の神様に感謝する日本の穀物・農業信仰から生まれたもので日本人の食文化の原点です。
それを西洋的な価値観の押しつけによって「勤労感謝の日」に変えられてしまったのです。
その後、日本の長い歴史のなかで培われてきた食に対する原初的な自然信仰、精神性が失われていったのです。

「医食同源」「身土不二」「一物全食」が失われた日本

食べたものを良く咀嚼することは非常に重要で、脳を刺激し、エネルギーを産生するミトコンドリアの働きが活発になり、良く唾液を出すことで殺菌力や免疫力が上がります。さらに顎・舌・顔面の筋の協調運動によって血流やホルモン分泌を促します。
ところが食生活の欧米化によって日本の伝統的な食文化が一変してしまい、ロックフェラー医学の大きな弊害の一つといえましょう。
というのは、日本では長く東洋医学や漢方が普及していたので、「医食同源」や「身土不二」「一物全食」といった食文化が定着していたのが、食の西洋化によってそれらが失われたからです。
医食同源というのは、食は薬で、自然の食材で予防ができ、不調があっても食で健康を取り戻せるということです。
身土不二その土地にできるものを旬に合わせて食べることが健康の秘訣で、旬のものには生命力が多く含まれているからです。


一物全食は、化学肥料や農薬を使っていなかった時代に、なんでも丸ごと食べることによって最もバランスが取れて、全て無駄なく感謝していただけるのです。
吉野先生のクリニックでは医食同源が本来の医学・医療という理念で臨床業務に当たっているにも係わらず、ロックフェラー医学に洗脳されてしまっている患者やオーガニックなら安全と思い込んでいる患者も訪れるようです。
また、食を変えずに、病気を治して欲しいと資産家が、無制限の資金提供をしてきた事例があったそうですが、食でしか治せない病気は医者でも治せないと吉野先生は断言しています。

ナッツ類に多く含まれているアフラトキシンという発がん物質

オーガニックや無農薬なら安全だと思っている人が多いのですが、オーガニックでもがんになる食材はあります。その代表格がピーナッツやアーモンドなどのナッツ類です。
これらにはアフラトキシンという発がん物質が入っています。


またアクリルアミドという物質も天然由来で、原材料に含まれている特定のアミノ酸(アスパラギン)と糖類(果糖やブドウ糖などの還元糖)が、揚げる、焼く、焙るなどの高温で加熱すると化学反応でできるからです。
このように、揚げ物や炒め物にはアクリルアミドが多く含まれています。そればかりかコーヒー豆やほうじ茶葉、煎り麦のように高温で焙煎した食品にもアクリルアミドは高濃度に含まれています。


とりわけ、食用油は病人を増やすためのロックフェラー医学や医産複合体の戦略物資であり、医食同源の和食から薬漬けの洋食に変えられてきた日本国民にとっては、とんだ詐欺被害に遭ったということでしょう。

まとめ

現代の日本人の食事がアメリカによる食の洗脳によるものと知ったうえで、気になるのが、それより少し前から根付いてしまった甘いあんこの和菓子や蒲焼きなどの甘いタレ、佃煮など微妙な時期に存在するものも長い歴史からみると食べ方には注意が必要なはずです。
安土桃山時代の「駒井日記」のなかで「味醂酎」についての表記があるそうですが、それは一部の人が口にできる甘い酒で料理として使われるようになったのは江戸時代後期です。


間違いなく脳の快楽報酬系を刺激し、中毒性がある気がするのですが、歴史的には浅いとはいえ、伝統の味にまで気にした方が良いのか悩むところではあります。
いずれにしても、主食の米以外は副え物として食べるのが望ましく、甘い味付けはほどほどに、油料理はできれば避けて生きるのが賢い生き方なのではないでしょうか。