やせたい人の様々なイベント対策
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バーベキューパーティーでの過ごし方
ダイエットをしているとなかなか自分の置かれている環境の周囲の人の誘いを断るのが大変かと思います。断る勇気というか、自分の目的のために障害を避けて生きる選択の仕方もなくはありませんが、できれば
社会といい関係を維持しながら、ダイエットを継続
できるのが望ましいかと思います。
バーベキューパーティに誘われたら、快く誘いに乗りましょう。そもそも私がこの記事を書くことに至ったのは最近この手の行事に参加する機会を得たからに他なりません。
なるべく、準備には積極的に応援に入ることができれば理想的です。世話好き、縁の下の力持ちを装うのことで、
肉を焼く側に回る
ことができ、食べる量をコントロールすることができます。食べていなくても不自然さがありません。
もちろん、人に焼いてあげて、自分が食べたいのを我慢するのはある意味拷問です。食べても良いのですが、常にどう食べるかを計算しなければなりません。
野菜やキノコから焼いて、エビやイカを焼いて、ソーセージや肉を焼く…〆は焼きそばというお決まりの流れです。
その中で私が継承するところの
“澱粉を主食とする伝統的な日本型食生活を腹八分目で…”というのを実行するのはかなり難しい
と言えます。
少しの油については今日くらい目をつぶって”焼きそばや野菜を中心に肉を少し”という方法もあながち間違いではありませんが、
たまのイベント時ぐらいは焼いた肉をメインにエビやイカなどのタンパク質を食べ、焼いた野菜やキノコを箸休めに食べる
。焼きそば少し味を見る程度に食べておく。師匠に怒られそうですが、状況に合わせて食べ物の化学変化を利用するのです。その理由は次の通りです。
バーベキューパーティは肉を食べるパーティです。こういう時は肉をメインに
特異動的作用(*)を利用してしまうというのも、裏技としてあり
かなと思います。毎日続けないことを約束してください。また腎臓に障害がある人やタンパク質を制限されている人はもちろん敬遠してください。肉を食べるとタンパク質がアミノ酸にまで分解され、エネルギーとして使われる場合は脱アミノ化というプロセスを踏むため、大きなエネルギーを消費します。ですからタンパク質をエネルギーとするとそれ自身の持っているカロリーをほとんど消費していしまうものもあるほどでなので減量効果が期待できることさえあります。ただ、この場合、ほかに炭水化物がありますと、そちらを優先してエネルギー化しますので、効果は半減してしまいます。
いずれにしても、たんぱく質をエネルギー源にしてしまいますと、切り離された窒素基は腎臓でろ過され、腎臓に甚大な負荷をかけますので
毎日継続しないでほしい
という所以です。
*☞プロティンダイエットの功罪
お酒は飲める人は飲んで大丈夫
かと思いますが、血糖値が下がるので炭水化物が欲しくなるかもしれません。それどころか酔いで制御する意識の箍(たが)が外れ、狂ったように食べてしまわないように自制していただきたいと思います。とはいえ、しくじってしまったとしても次の食事から軌道修正すればよいのでドンマイです。
結婚式の披露宴に招待されたら
結婚式の披露宴に招待されて
フルコースの料理に手を付けないというのは、元調理師の私としては歓迎しかねます。料理人に失礼になる
とも思います。状況が許すなら若い人や健啖家の人に譲ったりできれば、それも一つの対策案ではあります。
このような機会には
普段食べられない珍しいものを食べてしまい、次の食事から軌道修正
するという私の主張を是非実行していただきたいと思います。
普段質素に食べていて、
たまに多くの色々なものを食べると、体内での活動が急に活発になり、エネルギーの消費が増えて、体重が減る場合もあります
。逆に急に胃腸への負担が増え、十分な消化吸収ができず、体重増加につながらない場合もあります。もちろん、脂肪が増えたのではなく、
急な負荷や塩分で浮腫みが生じて体重増加につながることもあります
。そのような場合は慌てて食べ量を減らすのではなく、いつも通りの“澱粉を主食とする伝統的な日本型食生活を腹八分目”に戻せばすぐに解消します。
二次会に誘われたら
、おしゃべりに徹しましょう。二次会の席での料理は多くの場合、揚げ物が多く、披露宴のコースとは多くの場合品格が違います。なるべく食べずに、お酒もほどほどに、おしゃべりを楽しみ、新郎新婦を祝福しましょう。
運動会では何をお弁当にしたらよいか
運動会はイベントなのですこし派手なおかずを一杯のお弁当にしたいところですが、
競技に参加する人にとっては、すぐエネルギーになる消化の良い炭水化物が良い
に違いありません。
子供の好きなおかずを用意してあげたい気持ちは解りますが、タンパク質は胃の停滞時間も長く、食べた後競技をすることで、脇腹が痛くなった記憶のある人も多いかと思います。これは脾臓の血液が骨格筋に移動するために起こるという説が濃厚です。
とはいえ、子供の頃にやせることを目的で、澱粉中心の食生活を納得させているのならいざ知らず、
楽しくイベントを共有する子ども同士の中では、理想ばかりを追っていられないのが本音
といえそうです。とはいえ、
病気を抱えていたり、肥満が深刻であったりする場合は、優先するものを見極める必要がある
と言えます。
これは遠足などのイベントにも同様のことがいえると思います。楽しいイベント時には、普段にない美味しいもので楽しい雰囲気を醸したい子供たちの気持ちも親心も理解できますが、
選択肢は子供の気持ちに委ねるべき
でしょう。子供たちにはこれからまだまだ長い人生が待っているのでいくらでもチャンスはありますが、早くスリムで有意義に生きるという選択肢も与えなくてはならないからです。
ブドウ狩り・イチゴ狩り
よく会社や町会のイベントで参加者を募って行われるイベントでブドウ狩り・イチゴ狩りなどがあります。別の章でも述べさせて頂きましたが、正直なところ果物をたくさん食べることや日常的に食べることは推奨できかねます。☞ダイエットに果物は向いているのか?
一時の行事で短期的に食べる機会が一時的に増えただけでも体調の不良を訴える輩が現れるくらいですから、
常習的に喫食する習慣は設けないほうが得策
です。
とはいえ、こうした機会に開催された農園で手ぶらで帰りにくいものですし、周囲の目も気になるものです。
積極的に食べることを敬遠しても、
ジャムにしたり、冷凍保存したりすることで食べる機会や降りかかる健康被害を分散
することができます。
冷凍したものはシャーベットに加工したり、料理の材料にしたり、ネットで調べればいくらでも活用を見出すことができます。
このようにしてどのイベントにおいてもダイエットしているから参加できない、できれば回避したいという姿勢を貫くのではなく
周囲との関係を良好に保ちながら、ダイエットを継続して頂ければ望まし
く、ここに記された方法を参考にして頂ければ幸いに思います。
またここに掲載したイベント以外にも様々に遭遇するイベントを経験することがあると思いますが、“澱粉を主食とする伝統的な日本型食生活を腹八分目”ということを忘れなければ完全に全うできなくても、大きく太ることも、生活習慣病に苛まれることも最小限で済ませることができるのではないでしょうか。