民族による適切な食事
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CGSの吉野敏明先生の動画から学ばせていただきました。参照動画👇
https://youtu.be/1wZ9fynzeuQ
民族によって食べる健康なものは全部違う
全員がケトジェニックといってこういう油を摂ると良いとか、こういう食品添加物が入っていない食べ物がいいとか、こういう野菜ジュースがいいとかスムージーがいいとかいって、こういう話が世の中で流行っていますが全部間違っていると吉野先生は仰っています。
民族によって食べる健康なものというのは全部違うと。
人類というものが発祥してその人達が、アフリカの中央から色々なところに住みついていったのです。
アフリカ大陸という当時は緑がたくさんあって雨もたくさん降って水も豊富にあって食料もたくさんあって山に登ればいくらでも食べ物がありました。そして動物を捕まえたらいくらでも食べられるというところから始まったそうです。
これがアフリカの起源なのですが、その後、人間はどんどん植物を伐採して燃料にしてきました。
それでアフリカ大陸から砂漠が始まり、植物がなくなると人類は北上して最初に行ったのが、アラビア半島です。そこで同じようなことをして植物がなくなり、乾燥した気候になって、乾燥した気候でも栽培できる栽培できる小麦やオリーブ、ブドウなどを育てるようになったのです。
最初にそこに残ると決めた人たちはこの3つを食べることを選択したわけです。
一方そうではない人たちは東に行き、インドを経由して最終的には日本まで辿り着いたのです。
そういうグループとそれから遅れてロシアに行ったグループ、もう少し遅れてキリストとか生まれてヨーロッパに行ったようなグループに分かれるのですが、最初に中東に残った人、アラビア半島に残った人というのは乾燥に耐えうる作物を栽培しなければならず、小麦粉を作り、パンを食べるのです。ブドウも同様で、非常に乾燥に強く、地下に深く根を張って育ちますが、腐ってしまうのでブドウ酒にしてアルコールにすると腐らなくなります。
水代わりにブドウ酒を飲み、オリーブも同様に乾燥に強いので、栽培後オリーブから油を絞り出して水の代わりに脂で喉ごしをよくして食べるということを始めたのでした。
ところがオリーブとか小麦というのは、それを食べてこなかった人には発癌性があったりとか免疫異常を惹き起こしたりするのです。
実はあまり知られていないことなのですが、オリーブは日本人からするとオリーブ油というのは発癌性があり、小麦も同様で免疫異常を起こすので、花粉症を起こしたり、自己免疫疾患を起こしたりするのです。
しかしながらこのグループの人たちは約3万年前から1万5千年前と言われていますが、これらを食べることに適応した人間だけがき残ったわけです。つまり彼らの中にも最初は小麦を食べて癌になった人、花粉症になった人もいたと思いますが、薬とかがなかった時代ですので、その人たちは死に絶えていく、そしてこれらの食べ物に適応した人たちが残ると言っていたのがユダヤ人とかイスラム人とかペルシャ人とかさらにはアーリア人の内の白人たちのグループです。
インド人はインドの方に行きました。そうするとある人種が食べる作物が育ち、その作物ができる文化が生まれる。つまり、まず土地とか気候が先で、次に栽培が起こり、そこで食べることができ、病気に適応するようになる。そうすると文化ができ、文化から宗教が生まれるのでキリスト教やユダヤ教やイスラム教よりも先に小麦というものがあって、その文化があって宗教ができていったのです。
つまり、宗教を広めるのではなくて土地や食物や気候が宗教を作ったのです。
インドに行った人たち
今度はここでは乾燥しているから耐えられないという人たちはインドの方に行ったのです。そこで定着した人達がインド人になりました。インドは確かに中東より水があります。
ガンジス川とかインダス川という川がありますが、大陸の川は汚いのです。もっと良いところはないかとインドの東に行きました。
水はあるのですが、オイルの文化が残っているのでアーユルヴェーダという医療などもあるそうですが、頭から油を垂らしたりするので、水があっても足りないというのです。
更に東に行くとベトナムとかタイとかインドネシアぐらいまで来るわけです。すうると今度はメコン川とかメナム川とかもきれいではないのですが、その地域は台風が来るのです。雨が降ると米が採れるのです。
そうすると大量に雨が降って大量に水があると作物ができます。その作物が米というわけです。
米を食べるという文化ができると、それから雨水を飲むという文化が始まります。
ところが暫く台風がない。特に夏は暑いわけです。乾期とか雨季があって非常に暑いわけです。更に過ごしやすい場所を求めて更に東、東へと行って辿り着いたのが日本なのです。
日本の何が素晴らしいのかというと台風に依存しなくても、雨に依存しなくても井戸と水と川の水が唯一あるところ、ここでお米も作れます。
米ばかりではなく栗やドングリなどが秋に実るもの、あるいは粟とか稗とかというもう少し寒くなってから収穫できるものなどがあるのです。
人類が始めて日本という土地にきて、水がないということから解放された川の水が飲めます。井戸水は簡単に出てきます。そして雨がたくさん降るので米が作れて米がない時期には栗やドングリとか椎の実とかを食べる。そし四季があるので色々な食べ物を食べることができると、そこでできているものというのが日本の古神道で自然崇拝されたのです。
そのように恵まれた日本では全てのものには神がいるとそしてその神に感謝すると、そして
感謝して頂くので「いただきます」という言葉が生まれたのです。
これがだんだん宗教として洗練されていくと神道になって、これが天皇陛下と結びついていって、日本のいわゆる神学というものができたのです。
そして神道だとかインドのヒンズー教とかイスラム教とかキリスト教とかいうのはそれぞれ宗派があるのではなくて、何を食べていたとか、どんな気候だったのか、それによって文化ができて、宗教ができているわけなので、それぞれ食べ物が違い、人類は何万年もかけてそれぞれの食べ物に適応しているのです。
他民族の食を続けるとどうなるのか
日本人は例えば小麦を食べると免疫異常を起こしたりするので、花粉症だったり、癌が増えたり、自己免疫疾患が起きたりするのですが、逆に白人がまるまる日本食を食べ続けるとどうなるのかというと、大抵は精神障害を起こすという。
それは日本で食べられている魚の中にはカドミウムとか銅とか水銀がたくさん入っているからなのです。
吉野先生も試しに一度試みたことがあるそうですが、自分の髪の毛を抜いて日本の検査機関とアメリカの検査機関に出して結果を比べてみたことがあり、前者では特に問題の指摘はなく、後者では水銀中毒と指摘されたそうです。
つまり白人たちの許容量を超えているという結果を得たそうです。
こうした許容量を超えた白人たちは通常キレーション療法を勧められるそうです。この療法はキレート剤を投与され、重金属を排出する医療行為で、臨床毒性学において長い歴史を持ち、現在も一部の特殊な医療行為に用いられるそうです。
現実に吉野先生の知人で日本に来て20~30年いて回転寿司が好きでマグロの赤身ばかり食べていた人が神経が異常を来たし、味覚障害とか視覚障害をおこした患者がいたそうです。つまり魚を食べてこなかった人種は重金属に対する適応を持っていないのです。
エスキモーの食事
エスキモーはアザラシを食べます。私たちが生のアザラシを食べたら多分即死です。A型肝炎とか赤痢になったりとかが想定されます。
そもそも動物が可哀想な話があり、日本人が見たら心が痛みますが、エスキモーの人たちは子供のアザラシが来たら、頭を叩いて殺します。皮を剥いて、その中から油をスプーンで掬って舐めたりしながら獣肉を食べていくのです。
そんなことをしたら日本人なら感染してしまいます。
なぜエスキモーは大丈夫なのかというとそれに耐え得る遺伝子を持っている人たちだからなのです。生肉を食べても大丈夫、寄生虫がいても大丈夫、ウイルスがいても大丈夫という人たちが残ったのがエスキモーなのです。
抗マラリア遺伝子について
似た民族的な特徴で抗マラリア遺伝子というものがあります。これは東南アジアの人たちは皆持っているのです。大東亜戦争のときに日本人がミッドウェー諸島とか硫黄島とか行ったのですが、戦争で実際に亡なくなった人は230万人ぐらいいるのですが、銃撃戦でなくなったのは僅か30万人ぐらいで、ほとんどの人が疫病と餓死なのです。
マラリアで亡くなった人も何十万人もいたのです。
東南アジアの人たちは蚊に刺されてもマラリアに罹ることはなく、罹っても重症化することはありませんが、日本人は死んでしまいます。
理由は日本にはマラリアなどないからです。東南アジアの人たちはマラリアに罹っても死なないという遺伝子を持っている人たちだけで生き残っているのです。
イタリア人やフランス人がパンやパスタを食べていて何故日本人がいけないのかというと、それは何万年も食べているからなのです。
何故東南アジアの人達が蚊に刺されても大丈夫なのかというとその土地に何万年も住んでいるからで、白人が日本人と同じような食事をしていたら水銀中毒やカドミウム中毒になるのですが、日本人は日本に10万年近く住んでいるから適応した体になっているのです。
炭水化物だからみな同じではなく、ロシアなどはそばが炭水化物として一番体に合っている。ヨーロッパの寒い所に行くとジャガイモが良いとか適応していったのでその土地土地のものというのがその場所に合っているわけなのです。
特に日本は鎖国をしていた以前、藩の時代などは土佐や武蔵、摂津の国などが長くそこに住んでいたのです。
千何百年とかその場所に住んでいたのでそこの地産のものを地食していたのです。
そこで健康になっている人達が淘汰されて補っているので日本人でも吉野先生の先祖などは遠江という国に300年近く住んでいることが判っているので、静岡県の西部の方で採れるものを食べていると健康に良いと言えるのです。
自分の出身地はどこであるかということを知る
自分の出身地はどこであるかを知ってそれを食べるというのが一番良く、それに根差して文化ができて最終的に宗教もできているのです。
仏教などはインドでできてお釈迦様が作って中国経由で日本に来て、今は6宗派くらいあります。
日本に根差している仏教に変わっているのです。
これも同様でお釈迦様がいたときの食べ物とか気候とか今とは全然違うので、宗教も長く移ってくると日本に合った仏教に変わってきたのです。
つまり何故宗教に宗派ができるのかということもこれで説明がつくのです。
どこの出身なのか、そこの気候はどういう気候なのか、地産の食べ物にはどんなものがあるのかを知ると、そこの人達がどんな気質なのか、どういった宗教感を持っているのかを知ることができるのです。
コオロギ食
今コオロギ産業をもり立てようとしている動きがあったり、遺伝子組み換えのものを食べさせようという動きがあったり、ゲノム編集したものを売ろうという風潮がありますが、大いなる間違いです。
その土地にあるもので、そこの人達が育っているから、風土に根付いた考え方ができるのです。
興味深いことに東南アジアよりも更にサモアとか赤道上に住んでいる人達などは非常に温厚だそうです。
例えばバナナとかキウイとかマンゴーなどを量子学的な周波数で計測すると鬱に生るような周波数が出ているのです。
この地域の人達は元来陽気すぎるので、食べ物によって鬱の気質が入ってきてバランスが取れた感情になるのです。
もう少し緯度が上がると沖縄とか台湾ぐらいの人達は、本当に怒らないのです。ところが泡盛とか芋焼酎などが怒りという周波数が著しく出るので、感情を整えているのです。
この土地の採れる食物などもポリフェノールとかトランス脂肪酸などの化学成分だけではなく量子力学的な周波数というのも入ってくると、その土地の食べ物を食べることによって、その地域の欠点を補うというものがあるのです。
では日本はというと
日本のような特に東京や大阪という場所が南の島のように暑くないところで焼酎とかを飲むと怒りっぽくなります。
その反対に、南方の果物ばかり食べると鬱傾向が出てきたりとかするのです。
つまりその人がどんな食べ物を食べているかによっても感情が変わってくるのです。
このようなことが解っていないと自分が好みで好きなものを食べていることによって性格が変わってしまったり、病気を患ってしまうことがあるのです。
延いては健康になるということは原点として人間がどこに自分達の先祖がいたのかということを考えて適切な地産のものを食べるということが体の健康だけではなく心の健康にも良いということなのです。
民族と食
その民族がどの民族かということが非常に重要なことでその民族に合っている食べ物を食べていく、つまり、今流行っているグローバリストみたいに皆で同じものを食べましょうとか皆同じ考えというのが間違いなのです。
その土地土地によって皆考え方も違うし、宗教すら違うのです。
昔イエズス会が入ってきてカトリックを広めようとしましたが、うまくいかなかったのは仏教、或いは神道というものが日本にあったからではなくて、カトリックというものが作られた概念と日本の食や風土、気候や土地といったもうのが合わなかったためうまくいかなかったという考え方があります。
自分達の先祖がどこの出身だったとか三世代、四世代遡ってみて、自分の食の好みを確認することもできたりするのです。
更に自分が何故怒りっぽい性格なのかとかすぐ悲しくなる理由とかが解るはずです。
食べたものの影響
育った風土に合わない食べ物を一度や二度食べたくらいでは悪影響は出ません。
統計学的にWHOも出していますが、白人ですら乳製品を食べていると癌の発症率が上がるといっています。
例えば牛乳をコップ3杯だと多いと言えないかもしれませんが、チーズだと一欠片だと癌の発症率は1.8倍も増えるのです。
これがアジア人になると更に倍ぐらい高くなります。
つまりコップ一杯で乳癌になることはないのですが、20年飲み続けるとどうなるのかということです。
特に濃縮されているものとなりますとヨーグルトもそうです。
2名の40代前半の乳癌の女性などは必ず毎日ヨーグルトを食べ、しかもパスタは必ずチーズが入っているものを選び、食後のコーヒーか紅茶を飲む際は牛乳を入れて飲んでいるという人たちでした。
これに例外はなく、乳癌や前立腺癌の人達というのは乳製品を全く摂っていないという人はいません。
それどころか大豆もそうなのです。大豆もイソフラボンというものが入っていて女性のエストロゲンに良く似ているのです。
豆腐とか大豆とか食べていたらそれ程高い濃度ではありませんが、サプリメントとしてイソフラボン製剤を服用している人は乳癌が多いのです。
1回や2回ならば問題はありませんが、これを習慣化して10年とか15年とか摂っていると病気が起きるのです。
吉野先生は決して牛乳を飲むなとかヨーグルトを食べるなと一定いるわけではなく、時々健康のために食べるのは良いのですが、その土地にないものを毎日毎日何十年も続けていると、病気が起きますよと仰っています。
子供の誕生会の時やクリスマスの時に、ケーキを食べましょうとか、自分の子供の結婚式で出てきたウェディングケーキぐらいは食べてみようとかは良いのですが、毎日ケーキを何十年も食べるというのは良くありません。
日本人が食べてこなかったものなので、乳製品や小麦粉なども気を付けなければならないのです。
摂りすぎてはいけない、その土地にないものを摂りすぎるといけないということを理解しなければならないのです。
まとめ
今思えば13歳の時に罹った肋間神経痛や、職場で製菓・製パンを任された頃からアトピーが悪化したことなどは、まさに心当たりのある食生活でした。
私の知り合いで牡蠣肉エキスのサプリを用法に従わず、過剰に飲んでいた3人が絶命し、別の一人は乳癌で片乳房を失っています。
米中心の昔ながらの質素な食事にすることで医者も薬も無縁になりました。吉野先生の言葉は本当に正しいと実感できる日々を過ごしております。