Cobaringの若返る健康法を伝授!

伝統的な日本型食生活を腹八分目食べることで瘦せられるばかりか健康を維持することができる簡単で経済的な若返る健康法です。

ご飯とインスリンの話♪

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お米先生の柏原ゆきよ氏の動画が当サイトの食養理論に大いに寄り添っていますので纏めてみました。

参考URL
https://www.youtube.com/watch?v=pMFyY4p_Ams

日本人と欧米人のインスリンの量の違い

視聴者から質問というかご意見ががあったという。
「もともと日本人はインスリンが少ない・遅いタイプが多い。西洋人のようにインスリンが効きすぎて糖尿病にならない代わりに極度の肥満になるのと異なり、日本人は極度の肥満が少ない代わりに糖尿病多い。もともとの体質と対症療法、どちらも考慮すべき」
柏原先生は、このコメントについては異論はないものの、もともと糖尿病が少なかった日本人が近年罹患率が増えている原因について次のように語っていました。
「これは単にインスリンのせいではなく、現代人の食生活が体質に合わないものに変わってきてしまっている。食生活の変化の影響が大きい。

更に「日本では糖質を一括りに同じ扱いにしてしまう傾向がありますが、欧米では糖質の種類について認識しているのです。」

糖質の種類

糖質の種類についても次のようにお話しされています。
「糖質はシュガーとスターチに分類できます。健康という観念からするとシュガーは摂り過ぎないようにする。スターチは私たちのエネルギー源として重要なものだという考え方です。つまりスターチに関しては適切に撮ることを推奨しています。」
さらに澱粉について
「どんな食材からとった澱粉なのかという事が私たちの身体への影響が大きいわけです。」
続いて
日本人は古くより米を主食としてきましたが、近年小麦やその他の澱粉に変わってきているのが影響を及ぼしていると言えます。表で示すようにお米の消費量は60年間で1/3まで減少していますが、糖尿病は21年間で111万人増加しているので、お米の消費量が減ることが糖尿病増加の抑止力にはなっていないのです。血糖値を直接的に上げるのは糖質ですが、そこだけを見ていると問題解決になりません。日本人の場合インスリンが分泌されるタイミングが少し遅いので、いきなり沢山食べない、早食いにすごく弱い体質なのです。しかしながら最近では早食いの人がすごく多く、この食べ方の影響というのは過大なのです。インスリンの出る量が少なめというのもあるのですが、少ないインスリンで沢山のお米の糖質を処理できる能力があったというのが日本人の体質の優れたところなのです。この少ないインスリンで効果的に糖質を処理するために重要なのが糖質の摂取量ではなく脂質とのバランスという事になるのです。」


日本人の1人1日当たりのカロリーの内訳の推移

柏原先生は表を示しながら


戦後すぐの時は日本人のエネルギー摂取量の8割がお米による炭水化物。それが近年に掛けて5割にまで減少しているのです。一方、炭水化物が減った分、増えているのが脂質であり、この脂質がインスリンの効きが悪い状況を作ってしまうのです。ご飯を減らし、糖質を控えるほどかえって脂質の比率は、上がってしまうのです。油を控えた食事をしているつもりでもトータルで比率が上がってしまうということになり、単に糖質を控えるだけではうまくいかないという事なのです。」

増えるやせ型の糖尿病

柏原先生は最近の糖尿病の傾向について次のように語っています。
「もともとの体質に合う食事をしないと特定の栄養素だけコントロールしても上手く改善しないという事が言えるのです。そして最近の糖尿病の傾向として顕著なのが肥満型の糖尿病発症よりもやせ型の糖尿病発症が増えているのです。」
つまり
「単に肥満が糖尿病という事ではなく、体重が軽くて細身でも内臓脂肪がたまっていることが、非常に多くのリスクなのです。つまりお腹が出ている状態、内臓脂肪が溜まっているとインスリンの効き方がすごく悪くなって血糖値がコントロールできなくなってくるという事のなのです。延いては瘦せること以上に大事なのは内臓脂肪を減らすこと、お腹痩せをすることが大事であるということ、そのためには食べる量を減らしたりすると代謝が下がってしまって、かえって内臓脂肪が減りにくい溜まりやすい状態になってします。しっかり食べながら代謝を上げていくという食事。つまりお米生活は効果的だという事なのです。」

糖尿病患者に白米が合わない人がいる?

視聴者から次のようなコメントがきたという。
「リブレ(時間や場所を問わず、わずか1秒でグルコース値を測定することができるグルコースモニタリングシステム)を使うと何を食べると血糖値が上がるかよく判ります。糖尿病の主人の場合ですが、白米はどんな食べ方をしても急激に上がります。蛋白質食物繊維を先に食べる、雑穀を混ぜるなど色々試しましたが白米はダメでした。
玄米なら緩やかでした。1日お米2合など自殺行為です。お米農家の生き残りも大事ですが、健康には代えられません。有機玄米やその加工品を作って頂きたいです。」
これに対して柏原先生は
糖尿病の方というのは、健康な状態ではありませんので臓器の機能、インスリンの働き方などがうまくいかない状態になっていますので、まずはその状態に合わせた食事をすることが大切です。
1日2合というのは基本的に病気ではない方に向けた発信ですので糖尿の方に対して2合というは推奨していません。既に糖尿病になっている、血糖値が不安定であるという場合は、白米は血糖値が上がりやすい傾向というのはあります。しかしながら血糖値が上がりやすい状態という体質を改善すること、改善したうえでしっかり食べるという事を提案
しています。」
さらに
糖尿病になっていても体質改善というのは出来るのです。血糖値が上がりやすい状態のままで沢山食べるというのはリスクがありますが、体質改善しながら徐々に食べられるようにしていくのが重要で、そのように体質を改善していくことによって病気のリスクを減らす、重症化しないような環境を作っていくということを提案しています。糖尿病の患者差でも、お米生活を実践してじわじわと体質改善をしていくことで結果的に白米をしっかり食べても血糖値が安定してきたという方が沢山いらっしゃいます。
大事なポイントですは、いきなり沢山食べないこと。
身体がまだお米をたくさん食べるという事に適応していない処理できない状態になっていないときに食べたら血糖値は上がってしまいます。
血糖値が高い状態というのは多くの意味で健康リスクが高いので気を付けなければなりませんが、糖質を控えすぎると食事のバランスが崩れ他の代謝機能や他の部分に悪影響が出てしまうことがあります。
糖質というのは私たちの身体の代謝を高め臓器の機能を保つ上で極めて重要な栄養素。そして筋肉を維持するうえでも大事な役割
をしています。
血糖値を安定させる上では筋肉との関係というのも非常に大事になりますので、森谷先生との対談動画も参考にして下さい。」

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