武田邦彦先生から糖尿病について学ぶ
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増えている肺癌と糖尿病
昔の日本人は毎食ご飯を二膳も三膳も食べていて、糖尿病になる人は稀だったと言う。
昔に比べたら米の消費量は三分の一にまで減っているにも関わらず、糖尿病は増えているのは喫煙者が減っているのに肺癌が増えていることと似ていると指摘していました。
これは国民の医療を食い物にしている医者や薬品会社が、喫煙は肺癌になるとか、糖質で糖尿になるなどといって治らない肺癌や糖尿病を増産して薬を売りまくったといえるのです。
炭水化物は5種類
昔ながらの米中心の食事をしていたら太ることも糖尿病に罹ることもないという。
炭水化物には消化できない繊維、玄米や雑穀などの難消化性多糖類を含んだ穀類、米などの澱粉、二糖類、単糖類の五種類が存在します。
これらは糖尿病に対する効果は全く異なるのに、あたかもすべての糖類を悪者にしてきたのです。
糖尿病の治療現場ではご飯を減らしたり、ご飯に玄米や雑穀を混ぜて消化を遅らせることで血糖値上昇を制御していることはあります。
良心的な栄養士らは糖尿病患者に対して~単位と指示に従って献立を組み立ててはいるものの、関係の希薄さに疑問を感じながらも解雇されるのを恐れて、疑問符を投じないで勤務しているのです。
ご飯をエネルギーにする場合、澱粉の鎖を切って体内に取り込みやすいブドウ糖に変えるまでに多くの時間や行程を要するために、血糖の上昇は緩やかです。延いては多くのインシュリンを必要とせず糖尿病へのリスクは極めて少ないといえます。
しかしながら、生活が便利になって活動量が減り、さらには欧米化に伴う主食と副食の逆転現象により、ご飯の消費量が減る一方で食後のデザートなどが定着すると、食事によって血糖値が上昇してきたところへ、単糖類を多く含んだデザートで追い糖というバッティングが起きます。これでは糖尿病のリスクは高まると警鐘を鳴らします。
十時や三時のおやつは理に叶う
デザートに対して十時や三時のおやつは理に叶っているという。食事を終えて活動をし、血糖が下がってきた(エネルギー源が減ってきた)頃合いが十時や三時に相当するので、血糖を安定させるには有効なのです。
活動量の減少と糖の直接消費の減少
活動に伴う筋肉のエネルギー消費はインシュリンを介さず直接糖を筋肉に取り込みますが、便利になった現代は、そうする必要はなくなったことで、黙っていてもエネルギーを消費する筋肉量が減少してしまっている。
一方、企業戦略によるスイーツ売りまくりによる脳内の快楽報酬系刺激による中毒患者増加に伴う糖尿病患者の増産…。
誤った食事療法による治らない糖尿病患者の増加加速、延いては腎臓病が増えて人工透析が増える。血圧と死亡率、コレステロールと認知症とあらゆるところに蔓延する脅威だと武田先生は憂慮していました。
米飯主食で適量副食があなたを救う
結局そういうことなのです。
米飯で体に必要な糖が全うされていれば、スイーツのハニートラップがあっても認識下で回避することができ※、中毒になることはないのです。
※美味しさを知ってしまっても、食べられないことがストレスにならないという意味です。
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