Cobaringの若返る健康法を伝授!

伝統的な日本型食生活を腹八分目食べることで瘦せられるばかりか健康を維持することができる簡単で経済的な若返る健康法です。

ダイエットを継続できない女性

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やせ方を知っているのにダイエットを継続して実行できない女性

ダイエットに精通しているというより、私の継承する食の理論を共に実行し、一度はとてもスマートになり、多くの人から羨望の目で見られるようになった人がいました。
そのスレンダーな姿を維持するための努力は凄まじいものがあり、とても(実行する姿勢が)緩い私はよく叱責されました。
「君は食べなくてよいから、君は見ているだけでよいから、僕は食べていないのでここで食べさせてね」といって居酒屋へ入ると、勧めていないのに横から箸が出てきて、私以上に食べたりして、その後、後悔して「あんなところに入るからいけないのよ。あぁいうところ入らないで」と私が叱責されることが幾度かありました。時間がない時どこで食べろというのでしょうか。

標準体重とは?

しかし彼女の場合は、一般の標準体重よりもモデル体重よりも少ない設定で体重をキープしていたので、もともと食べるのが好きな彼女にとっては、常に食欲との葛藤に苛まれていたのは想像に難くありません。
やがて彼女は結婚し、私と食の理論を共に実行できる環境のある職場を辞め、所謂娑婆の職場にトラバーユしていきました。
※最近は体重の適正値をBMI(= 体重kg ÷ (身長m)2で22が適正とされている)で示すことが多くなりましたが、以前は標準体重=身長-100×0.9、モデル体重=身長-110とも身長-100×0.8と諸説ありましたが、骨の太さや筋肉量によってもかなり乖離が生じるのであくまでも目安にしかなりません。

とはいえ、太りたくない彼女は、朝も昼もきっちり守り、太らないようにコントロールしていましたが、前の職場とは違ってお客様の厳しい目も、仲間の冷ややかな目もないので、箍(たが)が外れた樽のごとく、食べるようになっていきました。幸い彼女の亭主は私の継承する食の理論を実行するコックでしたので、彼の作る料理を信頼し、食べ過ぎておりました。
つまり太らないように計算された料理でも、食べ過ぎれば、塩分も摂りすぎますし、澱粉を主食とする伝統的な日本型食生活を腹八分目で過ごす理論から遠のいていきます。
「亭主が美味しいもの作るからいけないのよ。しかもいっぱい作るんだもの」
食品添加物を嫌う彼女がまるで責任転嫁物でした。自分ではどうにもコントロールができないようでした。

しかしながら、彼女は骨が細いせいか、たっぷり胴回りに脂肪がついても、標準体重よりもかなり少ないのです。標準体重のあり方自体がかなり疑問視する声も少なくありませんが、実際彼女のやせているときと現在を比較すると、標準体重の計算式は全く意味をなさないことが歴然となります。

彼女は誰でも太ることを心配しないで安心して美味しいものを食べられる場所を提供できるようになりたいという夢を抱いています。本音は自分が太ることを気にせず安心して食べらるものを供給してくれる場所が欲しいとのことでした。そしてできれば「やせるのは難しくないんだよ。こつさえ掴めば簡単にやせられるよ」ということを教えてあげたいと熱く語っていましたが、それには自分がやせていなければと再び一念発起しているそうです。

そんな彼女は自分のことを元来“摂食障害”であったとカミングアウトしています。現在コントロールが難しいとはいえ、一度は誰もが羨む超スレンダーになった方法とはどんな方法なのでしょうか?

ミールイーター式ダイエット

彼女が採った方法とは、もちろん澱粉を主食とする伝統的な日本型食生活を腹八分目で実行することを基本としますので、鳥の餌のような少ない食事を摂っていたわけでもなく、当時彼女は仕事もハードでしたのでそのような食事では、仕事を継続するのが難しくなります。彼女の取った方法は澱粉を主食とする伝統的な日本型食生活を腹八分目という食事理論を基にミールイーター式、ググっても検索結果として出てこないほど、マイナーな死語になってしまいましたが、一日3食の食事量を5回~10回に分けて喫食するという方法で、糖尿病の治療などにも有効とされている方法です。血糖値の乱高下がなく、低インシュリンダイエットの一形態ともいえます。
もっともこの方法は食事を摂る時間や方法が各人に委ねられている比較的自由の利く立場や職場でないと難しいかもしれません。
とはいえ、かなりスリムになった彼女に無理はなかったのか、確認すると、通常無理な食事制限を行うと真っ先になくなる生理も問題なく機能していたといいましたので、いかにブドウ糖の確保が人間の生命維持に必要であることを証明したような生き証人であります。

そんな彼女の現在は、決して肥満体ではありません。BMIは18ぐらいとやせ過ぎなくらいです。誰もが太っていないと言ってくれる私よりも低い数値なのに、気になる胴回り。
将来の夢を語る彼女は会うたびに「今日からやせよう」と何年も言い続けています。

やせの大食いになれるのか

一方実は私も継承する食の理論に準じた生活を送っていながら、かなり太ったりやせたりを繰り返したほうです。肥満体ではないにせよ、スリムという体型ではなかった時期が長かったと思います。
澱粉を主食とする伝統的な日本型食生活を腹八分目ではなく、腹十二分目以上食べていたからにほかなりません。「この方式ならいくら食べても太りません」ということを証明したかったのでしょうか、やせの大食いになれる食事法と誇りたかったのでしょうか、結果食べ過ぎていたのです。誰もが私と同じであるとは限らず、本当に代謝が良くなって、いくら食べても太らなくなった人も見たことはありますが、長期的に考えた場合、体への負担は大変なものなのではないかと憂慮してしまいます。実際のところどこかで辻褄を合わせているのかもしれません。

わかめの効用

私の場合は師の提唱する食の理論を継承する立場でありながら、やせていないことに(太り過ぎてはいませんでしたが、)責任を感じ、一念発起し、継承する食の理論を基に食べ過ぎをやめただけで10㌔以上やせたのですが、朝はわかめそば+ご飯80㌘、昼はわかめそば大盛或いはおにぎり2個+ゆで卵、夜はビール350cc×4+わかめor低GI値の食品+油を使わない調理による肉類or魚類(+少しの糖類)とざっくりですがこのような感じで6か月ほどでゆっくりですが10㌔ほどやせました。
無理なダイエットによる脱力感や、倦怠感、立ち眩みなどはなく、またストレスもなく減量に成功したのです。
わかめは資料や種類によっても異なるようですが、ビタミンやミネラルが豊富で海の野菜として胸を張れる食材ですし、食物繊維が豊富なのでGI値も低く、血糖値の安定に一役買ってくれます。延いてはすぐお腹が空いて困るということはありませんでした。またアルギン酸が摂り過ぎたナトリウムと結合して体外に排泄されますので塩分の摂り過ぎを気にする人には有意義なものとなるに違いありません。

油は素材に含まれる脂質で事足りる

昨今再び油に注目が集まっているようですが、油料理を食べなくなってから、本当に油料理を食べないことがストレスなることはなくなりました。むしろ油料理を食べると、胃での滞在時間が長いせいかいつまでも胃に滞っている感じがしたり、なかなか次の食事までお腹が空かなかったりと、歓迎しがたい症状に見舞われることがありました。
コースの中の一品で腕の良い板前が揚げた天婦羅を食べたときは「美味しい。懐かしい」と自由に食べていたころにはなかった感動がありましたが、たまに“本日エビ天一本追加”のお得な謳い文句に誘われ、蕎麦のチェーン店の天丼を食べたときは、気持ちが悪くなって後悔したものでした。
たまに違反をするなら本当に美味しい、腕のいい職人がいるところで少し食べるのが後悔しない良い食べ方なのではないでしょうか。

油を使わないマヨネーズ風

油を使わないマヨネーズ風でしたら、マヨネーズを真似たものですからマネヨーズと言ってほしいものです。今でこそググれば、結構検索結果で表示されますが、25年ほど前はかなり少なかったように記憶しています。
当時件の美のカリスマの長女が油を使わないマヨネーズ風を作って周囲の感動を呼んだことがありますが、実際に製造ラインに乗せるには難しく、製品化にはなりませんでした。
確かに黄身酢はマヨネーズっぽいなと感じたこともありましたし、板前が作る白酢(練りごま・豆腐・砂糖・酢・塩を加え、だし汁でのばしたもの)はマヨネーズっぽくて美味しいなと感じたことがありますが実際製品化するのは現実的ではありませんので、売っていないのでしょう。
ところが昨今では完全に“0”にはできないのですが、メーカ各社が油を少なくしたマネヨーズを発売しています。どれも試してみましたが、本当にマヨネーズの味と遜色ありません。
キューピーのキューピーライトなどは80%カロリーカットというのにまるで本物。いっそのこと「油を使わずに作ってみてよ」と頼みたくなります。実際、営業の担当者にインタビューしたことがありますが、「まるっきり“0”にすることは味の点で妥協ができないのですよ」との返事をいただきました。でも0で作ってみたマネヨーズ味見てみたい気がするのは私だけでしょうか?

脂肪30%減らしたピザ用のチーズ

前出の夢を語っていた婦人は、とろけるチーズが好きで、よく亭主にピザトースト風というかチーズトーストめいたものを低脂肪のパンを作らせ、脂肪30%減らしたピザ用のチーズを買ってきては作らせていました。欧米では普通にスーパーで低脂肪のものやダイエット用の食品が手に入りますが、日本ではこのとろけるチーズの脂肪30%OFFは置いてない店のほうが多く、置いてあってもメーカは1社のみでした。まだまだ日本は欧米に比べて肥満に苦しむ人が少なく、美味しさのクオリティを求める人のほうが多い証なのでしょうか。
さらに揚げ物風やフライ風、さらにはマネヨーズにおいてはかなりクオリティの高いものが出てきておりますが、ピザ用のチーズにおいては脂肪30%OFFが限界なのでしょうか?それ以上を求めるともはや溶けなくなってしまうのでしょう。
ただ、件のご婦人、脂肪30%OFFのとろけるチーズ二人分食べていましたが意味があるのでしょうか。いえ、二人分食べるから脂肪30%OFFでないと困るのでしょう。繰り返しますが、彼女は標準体重以下です。

まとめますと…

他の章でも記しましたが、油の良さを訴える有識者やダイエッターが出てきたとはいえ、その効果を発揮させるには加熱しない状態で用いることを推奨し、また加熱した油の毒性について語る有識者もいたりとかする中で、良くも悪くも調理上やむを得なく油を使用するとしても加熱した油が健康上芳しいとする輩はいないようなので、日頃から油料理は敬遠することが望ましいのではないでしょうか。