サプリメントは摂らない方がいい

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柏原ゆきよ先生の動画を観る機会が増え、自分の継承する食養理論と相反するところがないか確認を行って参りました。
この章では、自分も使っているところのサプリメントと免疫力について柏原先生の話を聞いてみました。

長期的に観るとデメリットが多い

柏原先生はサプリメントを飲めば飲むほどデメリットが大きくなるので不経済であるとし、食品を削ってサプリメントに投資するのは本末転倒だと仰っています。
サプリメントの健康被害の事例は多く、しかも水面下でしか知られていないという。
長期摂取や大量摂取、複数摂取が健康被害につながっているそうです。
エビデンスも増えてきて寿命が短くなるとか病気が増えるというものがあるという。

元気な高齢者

高齢者の方の現場週末医療の現場では所謂人生の最後の方の現場では元気な高齢者はサプリメントなど飲んでおらずしっかりお米を食べているのが特徴的だそうです。

サプリはブラックボックス

因みにサプリメントは非常に人工的なもので最も自然からかけ離れた食品だというのはご存知の通りです。
しかも原材料表示に表記されない化学物質をたくさん使って作られているという。こんなものを体に入れて良いのかと思うようなものが使われていて、消費者にとってはまるでブラックボックスであると警鐘を鳴らしています。

大量の栄養は不要

必要以上の栄養が体に入って来るのはリスクだと柏原先生。栄養も摂りすぎると毒になるとも仰っていますが、さもありなんというところです。
普通の食事からは過度の栄養は入って来ませんがサプリメントだと一度にたくさん入ってくるため代謝のバランスが崩れたり消化吸収のプロセスが変わってしまったりするということは想像に易いと思います。
サプリメントで栄養を摂り続けると簡単に栄養が簡単に入ってくる環境に体が慣れてしまい、自分で栄養を吸収しようという機能が衰えて老化が進行してしまうと仰っています。延いては多くの病気の要因になりかねないとも。
自分の機能を上げていくことによって元気で病気になりにくく若々しくいられるのですと語っています。

免疫力の高い体を作る

免疫力を上げるには腸内環境が非常に重要で腸の状態が大きく関与しているのは良く知られています。
そういった中で腸活や菌活をする人が増えていて、ヨーグルトや
乳酸菌飲料などを飲む人が増えていて、関連の商品も宣伝され売れているようです。
しかしながら、その恩恵を受けている人は企業側だけで利用者はそうでもなく、免疫力については芳しい状態ではなかったそうです。
メーカーが用意した乳酸菌の摂取と免疫力アップの関係を示す表などもありますが、実際自分の免疫力の状態を判断する明確な指標がありませんが、腸内環境の状態を簡単に知る方法があるという。
それは“便”であり腸内の情報を持って出てきてくれると説明しておられます。

鈴木その子も健康な便は黄金色だと言っていた

下痢や便秘はすでに腸内環境が悪いと言えます。
実際に腸内環境が芳しくて善玉菌が多い時の望ましい状態の便の色は黄土色から黄色くらいの色だと柏原先生は話していますが、我が師匠鈴木その子は健康な便は黄金色（こがねいろ）と表現していました。
悪玉菌が多いと食べ物が腐敗し、悪い物質や悪いガスができて健康にはデメリットで便も茶色や黒っぽくなり悪臭が伴うと柏原先生は仰っていますが、ご存じの方も多いでしょう。

免疫力と体温

体温が1℃下がると免疫力が30㌫落ちるという。体温が一番低い起床時直ぐに体温を測り36℃以上あることが重要でそれ未満ですと免疫力も低いと言えますが想像に易いかと思います。理想としては36.8℃が理想だと仰っていました。36.5℃以上あることが菌やウイルスに負けない体になるという。

体温を上げるご飯食

体温を上げるには燃料となるお米が大事で、お米が無ければ生姜などの効能も得られません。

唾液も重要

唾液も重要でドライマウスだと菌やウイルスの侵入も防げず感染症のリスクが高くなると語っていますが、ポピュラーな情報と言えましょう。
食事を整えると唾液の量も増え、質も変わってきて、口の中の感覚が変わってきます。

まとめ

腸内環境を整え体温を上げ、唾液がしっかり出る状態を作るということが免疫力を上げるには必要で、それにはご飯・味噌汁を中心とした食事をよく咀嚼して食べるということが決め手だと仰っています。
笑いが免疫力を高めるのは良く知られていますが、食事に向き合う気持ちも大事で食べることに対して不安・心配などなくネガティブな要素をすることで効果が後押ししてくれるそうです。同感！