ご飯と味噌汁は最強
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CGS(ChGrandStrategy)の日本の健康と予防医学から本サイトの食養理論に寄り添う話がありましたので共有させて頂きます。
柏原ゆきよ氏の話しを聞く
健康を意識する人が増える中で食べる量を減らしている人が増えているという。
そういった傾向は将来の老後に多大なリスクを与えることになると警鐘を鳴らしています。
現代人のカロリーの摂取量は戦後よりも少なくなっているそうです。
摂取カロリーが少ないとエネルギーを消費しない節約型になり、臓器の活動が減り、太りやすい体を作ってしまうと指摘しています。
必要なカロリー摂取を行い、臓器が活発に動き、体温を産むことが免疫力向上にもつながり寝たきりにならない最大のポイントだと説明しています。
現代人のカロリー摂取量が減っている原因は3食食べない人が増えていることを挙げ、3食習慣を提案しています。
さらに食事というのは栄養素を摂るのは勿論ですが、体の機能を動かす運動でもあると続けます。所謂咀嚼と胃腸の蠕動運動が全身の機能を維持する要となっていると語っています。
おかずが多いと胃は凭れやすくなり、おかずが少ないとご飯をたくさん食べても凭れることはないと正論を述べています。おかずをたくさん食べた後でも、〆にご飯や味噌汁を食べることで胃腸を整え、早く消化を促すと説明しています。
おかずをたくさん食べた後にご飯を食べるとカロリー過多になると言って食べない人の方が太りやすいと、現代人に釘を刺しています。
食事をカロリーで見る人が増えた結果食べない人がえた要因だと述べています。
厚労省の5年ごとに改定される日本人の食事摂取基準は最新のエビデンスを基に発表されていますが、カロリーの内訳で言うと炭水化物60㌫、脂質25㌫、たんぱく質15㌫が望ましいとし、このバランスを崩すと生活習慣病を生みやすいと公表しています。
戦後は80㌫が炭水化物でしたが、その後は現代に至るまで減り続けていることを憂慮すべき事態であると指摘しています。
脂質があまり少なすぎるのも芳しくなく、脂質の摂取量の割合が20~25㌫の状態が血管を若々しく保ち、肌の老化を防止し、免疫力を維持につながると説明しています。
ご飯とみそ汁は最強
炭水化物ならばなんでも良いというわけではなく、米限定でお勧めだという。ご飯とみそ汁という組み合わせでほぼ必要なものが摂れると、当サイトの食養理論とかなり寄り添うところがあり、微笑ましく思います。
体温を上げ、腸内環境を良くし、精神面にも良い結果をもたらすと合理性を訴えています。
ご飯とみそ汁をベースにおかずを控えるのがゴールデンバランスだと嬉しい論理を展開してます。
本能で食べる子供たちは本来ならご飯とみそ汁を選ぶものですが、親御さんたちがおかずを食べるように躾けたり、麺とかパンを食べるようになってしまうとご飯をたべなくなって傾向があるといいます。
ご飯を食べる子供は本能がしっかりしていて、体力もあり、免疫力も高いとご飯の重要性を語っています。
パン食だと難しい
炭水化物の比率を上げて、脂質の割合を上げないためには、パン食だと難しいと柏原氏はご飯を推奨しています。
パン自体あぶらを入れて作るほか、一緒に食べるものも高脂肪であったり、クロワッサンにしては50㌫が資質であると改めて脂質の多さを知らされます。
ご飯を主体とすることで脂質のバランスをコントロールしやすいとわが師と同じことを語っています。
パンはたまの楽しみ程度に食べるのが理想だと言っていますが、当サイトでは国産小麦粉で油を使わず作ることも提案しています。
お米は優秀なたんぱく源
お米は炭水化物ばかりではなく、立派なたんぱく源にもなるとたんぱく質の多さも説明してます。アミノ酸スコアが65ですが、味噌などの大豆と合わせると肉に匹敵するアミノ酸スコア100を全うすると、ご飯とみそ汁の組み合わせを推奨しています。
もっとも、当サイトの食養理論で補足するとたんぱく質もエネルギーになるとたんぱく質としては機能しなくなるので、日中はご飯を活動エネルギーに、夜は活動エネルギーと体の素材へと半々で(この割合は諸説ありそうですが)活躍すると考えたほうが宜し
いのではないでしょうか?
子どもの野菜嫌いは野菜の質が原因
無農薬野菜で質素な食事の方が豊かであり、子どもも本能的にそれを知っているという。子どもが農薬を使った苦い野菜を食べないのも本能のなせる業であり、無理やり食べさせるのは非合理といえそうです。
自律神経と食事の関係
現代人は交感神経が優位になっていてそれが病気の原因になっていると語っています。
食事は副交感神経を高める活動であり、1日3回定期的に食べることで、自律神経のバランスが整うといっています。もっともご飯とみそ汁のようなおかずの少ない食事での話ですが。
良く噛むことも大事だと言っていますが、これについては耳の痛い話です。
良く噛むことで、視床下部に刺激を与え、胃腸を動かす信号となり、副交感神経が優位になり、腸内環境を整え、セロトニン生成に奏功すると説明しています。
セロトニンは咀嚼のリズム運動によって増えるそうですが、私はよく噛んでおりません
(^_^;)
良く噛むことで余計な食欲を抑制すると説明していますが、それについては比較的ポピュラーな話ですが、私の場合は朝と昼については、量を「これだけ」と決めていますので、物足りなさは時間が解消しますし、小腹が減ったら、つなぎの間食をしていますし、推奨もしています。
良く噛まないことについては学校も企業も食事時間をゆっくり取れる体制になっておらず、日本は食事の時間の設定自体が短いため、その改革も必要だと柏原氏は語っています。本人の意識だけではどうにもならない現状を変えていかなければならないと指摘しています。
普段は一汁一菜が望ましい
当サイトの食養理論とほぼほぼ同じと言えそうです。一汁三菜はたまの御馳走という感覚で頻度を少なくするべきだと提案しています。
現代の日本は食についてはおろそかになっていて、それが生活習慣病を生み、それが医療費に流れているという負のサイクルだと同氏は指摘しています。
また安かろう悪かろうという概念は持たなくてはならず、質素でも質の高い安全なものを選ぶことを推奨していましたが、まだそこまで徹底できていない自分があります。
質素な食事は経済的
手間のかかる料理は、おかずであるためご飯をメインでおかずが少ない食事は手間も材料費も減るので経済的だと同氏は語っています。まるで当サイトの謳い文句と一緒ではありませんか。
もっとも当サイトの方が若干緩い傾向があり、多少見直しが必要か、最近注目している光線医療、光線美容がどうカバーしてくれるかといったところが気になるところでもあります。
更に柏原氏は質を上げて、質素にするシンプルリッチを推奨しています。
多くの人は数を増やして良くしようとしますが、数を増やすと質の悪いものが入ってくることに警鐘を鳴らしています。