痔という病

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痔という病

私が師として仰ぐ食養理論と美肌のカリスマは「痔」という病は副腎が関与するアレルギーの一種であると語っていたことがあります。
真偽の程は兎も角として私が当時アトピー性皮膚炎で苦しんでおり、その影響から肛門が痒いと悩みを打ち明けたことがあったからかもしれません。また痔の薬にステロイドが使われているものがあることもその根拠と言えそうです。

恥ずかしいという病の刷り込み

私が問題視していたボラギノールのコマーシャルを思い出します。
「やだ～それはお父さんの」と痔が恥ずかしい病気であるかのような印象を与えるコマーシャルであったからです。確かに診てもらうには恥ずかしい場所ではありますが、罹った人は気の毒でしかありません。
かつて私がいたことのある職場のとある美しい女性社員は疣痔（いぼぢ）を患い、信頼できる産業医のクリニックで受診せず、わざわざ違うクリニックで手術を受けたと聞いたことがありました。
勘の鋭い上司は痔の手術に違いないと口角を上げていたそうです。
何はともあれ、過酷な労働時間や睡眠不足が解消されるようになるとアトピー性皮膚炎や肛門の痒みは過去のものとなりました。

ウォッシュレットの普及

しかしながら、ウォッシュレットがポピュラーとなり、肛門洗浄が当たり前となった昨今、洗っても落ちない汚れに苛立ちを覚え、必要以上に強く拭き取る自分がいました。
そういった物理的刺激を繰り返しているうちに、肛門に軽い痛みを覚えるようになりました。強く拭くのは敬遠しようと意識はしていたものの、いつの間にか肛門に丸い塊の存在を確認したのです。
澱粉主食の適切な副食状況の伝統的な日本型食生活を送っていれば「痔」など起こらないはずといいたいところですが、すべてが理想的な条件で日常を送れるとは限りませんので、反省よりもいかに薬に頼らずに現状に立ち向かうかを慮り、最近利用しているライフウェーブ社のパッチに目を向けました。