太らない和風ビーフシチューの作り方
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子供の頃食べなかったビーフシチュー
私は大人になるまでというより、大人になってからもビーフシチューという高価な料理はそれほど食べる機会を持ちませんでした。
自分が職場で油を使わないビーフシチューを作る機会を得てから無性に食べたくなったのです。
高脂肪なのをわかっていても味を近いものにするために外食をする機会を得たときにはビーフシチューを注文して味を頭に叩き込んだものです。
とはいえ、お店お店でかなり味に差があるのを感じ、自分の好きな味を探し求めたものです。
結局「牛肉の大和煮」寄りの味でトマトの酸味が程よく効いた濃いブラウン系の味が私好みであることがわかったのです。
家庭でも作れる低脂肪のビーフシチュー
以下は家庭でも作れる低脂肪のビーフシチューです。昨今では油や脂に対して寛容な傾向にありますが、積極的にはあぶらを摂らない伝統的な日本型食生活で健康を維持してきたので敢えてそのスタイルを貫きたいと思います。
【材料】(単位は㌘)
┏牛肉 4500.0 ←塩、胡椒
┠塩、胡椒 少々
┠水 4500.0
┠鰹だし 45.0
┠赤ワイン 600.0
┠玉葱 900.0
┠人参 450.0
┠醤油 180.0
┠砂糖 120.0
┠トマトペースト 120.0
┠とんかつソース 180.0
┗小麦粉 120.0
【作り方】
①塩、胡椒した牛肉と水を鍋に入れ、2時間ほど肉が柔らかくなるまで煮込みます
②牛肉を鍋から取り出し、煮汁の入った鍋を氷水の入ったシンクか大きな鍋に入れて冷やします。概冷めたら、冷蔵庫か冷凍庫で浮いた脂が取り除きやすくなるまで冷やします
③牛肉を脂を取り除いた煮汁に戻し、鰹だし以下とんかつソース以上の材料を加え、ニンジンが柔らかくなるまで煮込みます
④火を止めて少しの煮汁と少しの水と小麦粉を混ぜたものをザルなどで漉して鍋に入れます
⑤木べらでなべ底を「の」の字でこすりながら再加熱します
⑥再沸騰して5分ほど攪拌を継続します
※③の時に自家製のカラメルソースを入れるとより良い風味が出ます
☆醤油は再仕込み醤油だとさらに良い風味が得られます
◇トマトペーストのかわりにトマトケチャップでも代用できます
賢い食べ方
糖度が高いので食べる前にワカメやキノコ(豆やナッツでも可)の前菜を食べましょう。ご飯は少なくても大丈夫です。
正直申しますと、たまになら美味しい伝統的な手法で作られたビーフシチューを食べても、次の食事で調整すれば何ら問題ありませんが、特にたくさん召し上がりたい方は、上記の作り方で作ったビーフシチューを召し上がることをお勧めします。