Cobaringの若返る健康法を伝授!

伝統的な日本型食生活を腹八分目食べることで瘦せられるばかりか健康を維持することができる簡単で経済的な若返る健康法です。

結果的に痩せても続かなければ意味がない

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ブラマヨの小杉氏が筋トレをしながらブロッコリー、玄米、むね肉を食べて-30Kg超えのダイエットに成功したと芸能ニュースを賑わしました

玄米やブロッコリーは脳や神経に必要なエネルギー源である糖質を含んでいるので、配分はともかくとして応援の声を上げたいと思いました。

ところが一方では、みりん、ポン酢をも含めた糖質を一切とらないようにしたといいます。たんぱく質を計算して、自分が摂取すべき量を摂り、それ以外の空腹時のエネルギーは、脂でとるようにしたというから、私の継承する理論と真反対です。
痩せた結果以上に、この先の彼の健康面が心配です。

彼は「一生続けられへんダイエットするんは、やめたほうがいいと思います。自分が一生やり続けられる方法で頑張った方がいいし、それが辛すぎひんかったら最高じゃないですか」と話していたようです。

仰る通りですが、継続しやすい内容とは思いがたいのは私だけでしょうか。

好き放題暴飲暴食をしてきた人は、内容が理想的でなくても量が減っただけで、体への負担が減るため、体調の改善を実感できることが少なくありません

ところが小杉氏は次のように続けました。
「絶対的にたんぱく質不足なんですよ。まずはお肉、魚、卵で腹いっぱいにしてほしいですね。それでもタンパク質は足りないと思います。『プロテインスコア』っていうのがあるんですけど、それで計算すると、たとえば、60㎏の人は60gのたんぱく質をとらなダメなんですよ」
更に
「でも、60gって肉60gじゃなくて、例えば、牛肉100gで(タンパク質は)約15gなんですよ。ということは1日で400gとらなアカン。そんな量食べてないでしょ? ってことは、圧倒的に足りてないんですよ」
誰からの受け売りかは知りませんが、
「食べられへんかったらプロテインを飲む。みんな“プロテイン飲んだら太る”って思っているでしょ? おにぎりの方が100倍太りますから」
と信じている彼が心配になります。

このサイトの多くの頁で述べているように、

生命活動を営むうえで最も必要なエネルギー源はブドウ糖

であり、タンパク質からもブドウ糖は作れますが、エネルギーとして使われたあとは、タンパク質としての機能は失われます。

エネルー源としてのタンパク質と体蛋白のためのタンパク質をと摂取に勤しむと、不経済もさることながら肝臓や腎臓に多くのダメージを与えるので、

本来はゆっくりブドウ糖になる炭水化物をエネルギー源とし、体蛋白にするタンパク質はエネルギー源にしないことが得策です

タンパク質からブドウ糖を作る際には多くのエネルギーを消費するので、その作用を利用したダイエット法も存在するのも事実ですが、肝腎な部分を酷使するので、長期的な継続は推奨しかねます。

また、金森式ダイエットから学んだ輩が牛脂を取り入れて、ダイエットに成功した情報がネット上で囁かれていますが、植物油よりは安心、血糖上昇の緩慢化にはなる、体の素材になりうる…という意味では有効性はあるものの

牛脂は脳や神経のエネルギー源にならない

ですから、両手を広げて歓迎とは言いにくいし、試すには覚悟が要ります。

私にも経験がありますが、痩せた当初は、痩せた自分に喜びはしゃぎ、正しいノウハウを見失うことがありました。
小杉氏のやり方がどうこう言うよりも彼が自分で正しい方法を見つけるのを見守りたい気持ちでいっぱいです。

他の章でも述べていますが、

伝統的な日本型食生活を送れば、腸内細菌_ユウバクテリウム_が蛋白質をエネルギー化した際に切り離した窒素基を回収して体蛋白を合成

してくれる研究発表がありますので、蛋白質が足りていないと声高に訴える無意味さに気がついて頂ければ幸いです。

小杉氏にも伝統的な日本型食生活のほうが簡単で経済的であることに早く気がついてほしいものですね。