油を味方につけたダイエット?
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油を推奨する困った輩
オリーブオイルといえば俳優の速水もこみちが得意の料理でオリーブオイルをふんだんに使って一躍オイル界のスターダムにのし上げたと言っても過言ではない。失礼、過言かもしれません。
それはそうと三冊参考図書としてとして仕入れた書籍が三冊とも油を様々な角度から称賛しているから、アンチオイル派の私としてはやりにくくて仕方がありません。
血糖値の上昇を緩やかにする油
「医者が教える食事術 最強の教科書」牧田善二氏 著ではパンやパスタなどの糖質一緒にとオリーブオイルを使用することで血糖値の上昇を抑えることができ。オリーブオイルをたくさんとる地中海ダイエットは長寿食としても報告されていると著書の中で述べています。
同著では「European Journal of Clinical Nutrition」で報告されたデータを報告しています。健常者を対象に「パンだけを食べた場合」「バターと一緒に食べた場合」「オリーブオイルと一緒に食べた場合」「コーンオイルと一緒に食べた場合」の血糖値の変化を調べた結果、糖質を単独で食べるよりく、脂肪と一緒に食べたほうが血糖値の上昇は抑えられ、特にオリーブオイルは群を抜いていたとのことです。
さらに同著では「Diabetes Care」の論文で「高GI値食品+エキストラバージンオリーブオイル」「高GI値食品+バター」「高GI値食品をローファット」でオリーブオイルがGI値の低減化に最も貢献したことを伝え、「オリーブオイルはやせる」と強調しています。
オリーブ油を推奨する有識者…
「医者が教える最強の食事術」白澤卓司氏 著ではオリーブ油は酸化しにくいオレイン酸が主体で脂溶性ビタミンやフィトケミカルを豊富に含んでいること、特にエキストラバージンオリーブオイルのオレオカンタールというフィトケミカルは強い抗炎症作用があるため、脳のためには積極的に摂りたい油として推奨しています。また脳だけではなくコレステロールが血管壁にたまるのを防いでくれるといい、オリーブオイル由来の脂肪摂取量の多いギリシアクレタ島にガンや心臓病による死亡者数が少ないことが効果を実証していることを伝えています。
伊達友美氏の「帳消しダイエット」が先日テレビで報じられましたが、良質の油を摂るよう推奨し、オメガ3脂肪酸を含む不飽和脂肪酸、植物油、EPAやDHAを指しています。加熱による酸化を敬遠し、生で摂ることを勧めています。
調味料としてはα-リノレン酸を含む亜麻仁油、シソ油、エゴマ油を勧めていて、加熱用としては菜種油、アマゾングリーンナッツを挙げています。
前述の牧田善二氏は同著の中で炭水化物に否定的であったり、油を勧めたりしていながらも「もともとなかった食べ物を食べない」ことが体にとって想定外の食材で免疫システムを破壊することの防止につながると言っています。それについては同感ですが、日本人は明治の始めまで魚の油ぐらいしか脂肪というものは摂ってこなかったことを考えると、多くの油が推奨されるのが奇異に思えてならないのは私だけでしょうか。食材中から摂れる油で充分なのではないでしょうか。