脂肪は食べても太らない?
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あぶらについて友好的な昨今
最近のダイエット理論は油や脂について寛容どころか友好的なので驚いています。
油は消化吸収に時間がかかるのでGI値の引き下げに一役を担うのは想像に易いのですが、油脂の形で摂らなくても、食材から摂れる量で充分という理論を私は継承しています。またそれを伝統的な日本型食生活というかたちで実践して、やせて健康になった人たちを見てきているので、些か積極的に油を摂るのは抵抗があるというより勇気が要ります。
ただ、たまにイタリアンを食べに行った際は、パンかライスかの選択では、あえてライスを選ばず、手間暇かけた自家製のパンを選び、オリーブオイルをつけて食べたりしています。その時は健康云々、ダイエット云々ということは全く考えず、お得という点でそうしているのですが、その行為が体重に大きく影を落としたと言うこともありませんでした。
食べ過ぎた脂肪は体内に残らない?
また、食べ過ぎた脂肪は便中に出てしまい体内に残らないという説もありますが、GI値の引き下げに奏功しているわかめやキノコなどの食物繊維を食べていると脂肪へ吸着し、そのまま体外に排泄されるという効果が期待できるという説も極めてポピュラーなので、脂肪を摂取する際は、食物繊維を一緒に摂っていおいたほうが、無難と申しますか有利だと考えます。
専門家の間でも賛否両論
それにしても油については専門家の間でも賛否両論で、脂(油)が胃での停滞時間が長いから、GI値を下げるには有効としながらも、パンを食べたければ食物繊維の多いプルーンを挟み、バターの代わりにカッテージチーズを…という先生もいますし、オメガ3の脂肪酸を含んだ油を加熱して使いたければ、加熱に強い菜種油がお勧めというダイエットの先生もいます。かたや菜種油は毒性が強く、菜種油、サラダ油が体に良くないのは明らで、学会での論文で取り上げられていると件の武田邦彦氏は話していました。肉や魚の脂の摂取量が少なければ、大豆油か紅花油を少量使うことを推奨するのが誠意ある回答ではないかとも氏は語っています。
植物性の油は少量に
さらに武田氏は日本脂質栄養学会の奥山治美氏の研究データをもとに、結論付けています。動物性のタンパク質や脂はまだ摂っても大丈夫だが、植物の油は少量にとどめておいたほうが良いと警鐘を鳴らしています。
日本人が料理に油を使うようになったのも、牛や豚を食べるようになったのもごく最近のことで、それらを食べるには注意が必要だとも述べています。