専門書しか信頼できない?
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私が継承するところのダイエット理論を提唱した師匠は、巷にころがる書籍から学ばず
専門書から正しい情報
を学び取り、現実とすり合わせて検証するよう私を諭しました。
師の説は澱粉主体の伝統的な日本型食生活を推奨し、
脳のエネルギー源である糖質
こそ大事という説でした。
一方、近年では
巷では
過剰な量を望ましくない摂り方で糖質中毒になっている一部の輩にフォーカスし、糖質こそ諸悪の根源、血糖の乱高下こそ病の源とし、糖質を悪者にしているものが溢れているように感じます。
とはいえ、あまりエネルギーにならないものを食べてエネルギー不足で燃えにくい体になったり、タンパク質を体の素材に回さず、エネルギーとして燃やすことで、肝臓や腎臓を酷使したりと、腹八分目という状況下では
澱粉主体の伝統的な日本型食生活が有効
に思えてなりません。
その上で、食べる順番であったり、食べ合わせるものが、テクニックとして生きてくるのではないかと思います。
現代人は飢えてもいないのに 脳の快楽のために 糖質を摂っていると「医者が教える食事術──最強の教科書」の著者牧田善二氏は述べています。さらに同著ではアメリカのとある博士が
薬物依存と食べ過ぎはメカニズムが似ている
と指摘していることにも触れています。
さらに日本人は縄文時代を迎えた頃は、魚を釣ったり獣を狩ったりすることもありましたが、木の実やナッツ類を貯蔵して煮炊きして食べており、山菜や地域によっては海藻も食べていたことを例に出し、それらがDNAに刷り込まれているだろうことを推考しています。
農業の発展
とともに人口は増加し、種を増やしてきたといいます。
とはいえ、
DNAにそぐわない食生活
を始めるきっかけとなったとも氏は語っていますが、とある学者によって現代の日本人はより縄文人のDNAを強く受け継いでいることが証明されたとも言っています。
つまりこのDNAを継承すべき日本人は、ここ100年ほどで生活を大幅に変え、多くの病を生み出したのだと言っています。
とはいえ、
副食を摂り過ぎない伝統的な日本型食生活
で健康を取り戻した人々にとっては糖質を制限するのは歓迎しかねるでしょうし、いわゆる伝統的な日本型食生活における糖質の摂取量をマックスとして捉え、それ以上に糖質を取る際には様々な条件が必要だと考えるべきなのでしょうか。
いずれにしても、元来健康的な食生活というのは、こういう方には注意が必要、腎臓の悪い人にはお勧めできないというような、条件つきでなくても万人が万人無理なく同じ結果が出るのが望ましいのではないでしょうか。