小麦粉はダイエットの敵か？

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小麦はご飯と同じ立ち位置だったが

私の継承するダイエットの法則から言えば、小麦粉は炭水化物が多く、ご飯同様脳のエネルギー源として相応しい食品に位置付けられるものですが、皮肉にも小麦粉のグルテンが体に災いするということで憂慮する声が巷では高まっています。

魅力的な粉食品

もっとも、小麦粉を使った食品には魅力的なものが多く、パン、パスタ、中華麺、お好み焼き、ピザ、ケーキ、クッキー、たこ焼き、餃子や焼売の皮…思いつくだけでもかなりたくさんあります。

敵ではない小麦粉

パスタや中華麺、油脂を使わないパンを食事に取り入れて、やせた体と健康を手に入れた例を見てきているので、食べる量や食べ方次第ではダイエットにおいては小麦粉は決して敵ではないと思います。もっとも我が家で作る低脂肪パンは国産小麦粉を使用していて、膨らみは輸入のものより劣るとはいえ、短時間でできて、しかもモチモチの食感が家族に好評を得ています。

GI値はコントール出来る

血糖値の上がりやすさについは、いくらでもカバーできると思います。GI値の低い食材を入れたスープを先に飲むとか、パン自体に、豆やナッツ類を混ぜるとか、パンにオリーブ油をつけて食べるとか、血糖値の急上昇を避けるテクニックを使えば小麦粉も怖くないと思います。

気になるグルテンの毒性

しかしながら、GI値云々よりもグルテンの毒性について、話題を集めています。
商業目的による品種改良が進められ、小麦に含まれるグルテンの量と構造が著しく変化したそうです。向上とは言えず、変化です。グルテンに含まれる結着力を増すグリアジンというタンパク質が増えることで、小腸壁の組織が壊れ、それが原因で侵入しやすくなった異物に対するアレルギー症状の増大、食欲を増大させる中毒性などが指摘されています。

グルテンの中毒性

さらに先ほどの食欲を増大させる中毒性と同一の症状なのかは、さておきグルテンの体内で代謝過程でグルテオモルフィン（グリアドーフィン）アヘン様の化合物に変わり、名前からも察することができるようにモルヒネに似た至福感から中毒症状に陥るということです。

気を付けて食べよう

国産小麦粉がどれほど安心かはわかりませんが、膨らみ等が歴然と違うので、米国産のような害は少ないのかもしれません。
興味深いことに、暫くの間無添加のパン・ドゥ・ミーを購入して毎晩のようにサンドウィッチにしてつまみにしていたら、アトピーが悪化してしまいました。ずーっと目立った症状が出ていなかったのですが、あまりにも症状が悪化したので、医者に行って緊急措置を取りました。

自分ではひょっとして小麦アレルギー？と疑いを持つほどでしたが、グルテンの害を改めて確認すると、小麦製品の取り方も躊躇せずにはいられません。