ダイエットに果物はむいているのか?
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果物の害
果物の害についてはこの頃結構巷で囁かれています。
甘くて何とも言えない魅惑的な香りはつい食欲をそそりますし、見た目も野菜に比べてカラフルで美しいです。
贈り物をするなら、野菜より果物のほうがお洒落に見えます。
果糖の影響
しかしながら、果物に含まれる果糖は、すぐにはインスリンの影響を受けず血糖値を直接的には上げません。
満腹感を得られないので食欲が満たされず、結局摂取過剰
となります。さらに果糖は肝臓でいくつかの代謝経路を通って、エネルギーとなったり、中性脂肪となったり、糖新生でブドウ糖となり血糖値を上昇させたりと、
結果的に多すぎた果糖は脂肪として蓄積
され、肥満などにつながるという図式です。
脇役が相応しい果物
一方同じ果物でもバナナ、パイナップル、ブドウ、メロンなどはブドウ糖も多く含んでいるので、あくまでも脇役としての座におき、食べ過ぎないように推奨しています。
リンゴの功罪
リンゴ一日一個で医者いらず…と言われているぐらいですから、リンゴについても調べてみました。
リンゴの効能については様々に語られており、アンチ果物の私も思わず見直してしまいます。
リンゴポリフェノールの一つである「プロシアニジン」にはメラニンの生成を抑制したり、血中の中性脂肪を減らすことや、脂肪の蓄積を抑制する効果があるそうです。
ペクチンの脂肪吸着作用や、クエン酸やリンゴ酸の糖代謝への効能もよく知られています。
ここまでリンゴの効能を書いておきながら、伝えにくいののですが、
残留農薬の多い食品としては毎年かなりの上位
です。
残留農薬は簡単に洗ったくらいでは落ちないのでぬるま湯に浸漬させておくことを推奨します。時間は大きさや汚染度により異なりますが、たっぷりのぬるま湯で30分以上は漬けておくことで農薬の害は軽減されると思います。もちろん用途によりますが、生で食べる場合は浸漬後冷やして食べて下さい。
果物の立ち位置
いずれにしても、果物は料理の材料の一つですとかデザートで少しという
脇役としての位置づけ
のほうが食べすぎなく、農薬の害も減らせてよろしいのではないでしょうか?
そんなバナナ
さらに気になるのが「凍結解凍覚醒法」でバナナの種を処理し、11月の日本でもバナナの生産に成功し、冷涼な土地で栽培するためバナナの天敵がおらず、
無農薬で育てられた皮ごと食べられるバナナ
があるとのことです。普段バナナを食べない私でも一度は食べてみたい代物です。
輸入果物のポストハーベストや防カビ剤も気になりますが、今少し変わってきたのでしょうか?