やせたい人の素朴な疑問に回答②
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極度の食事制限でやせ過ぎてしまいましたが、ケーキや菓子パン、スナック菓子ばかりで体重戻しても大丈夫ですか
【回答】
他の章で公開していますが、拒食だった女性が私が継承する澱粉を主食とする伝統的な日本型食生活をもとにご飯やふかし芋、和そばなどでドカ食いしたところ、肌荒れや肝機能障害などなく奇麗に太ったものの、やがて異常食欲は収まり、美しく理想体重を手にした例がありました。
つまりドカ食いするにあたっては、体に負担のないクリーンなエネルギー源である炭水化物を中心に行うのであれば、一時的に浮腫んだりはするものの、悪影響が深刻なものにならずに済みます。
ケーキや菓子パン、スナック菓子を欲するのは脳がその中の糖分を欲しているからで、正しい欲求ではあるのですが、糖分以外の体にとってデメリットになるものも含んでいるので、体重が満足できるレベルに戻ったとしても、脂質の悪影響やら、添加物、食塩等の芳しくない影響を受けかねませんので、極度の食事制限でやせ過ぎてしまった際には澱粉を主食とする伝統的な日本型食生活をもとにご飯やふかし芋、和そばなどを欲求に従って調整を図るのが望ましいといえます。
ただ、ドカ食い欲求が高まっている場合は、なかなか冷静にコントロールできない時期の場合が多く、ここで満足という時点で食事を完結させたつもりでも、あとで夥しい満腹感或いは逆に不足感に苛まれる可能性がありますが、継続していくなかで、解決するだろうことが考えられます。
小顔マッサージは効果がありますか
【回答】
一時的な浮腫み解消からすっきり見えることがありますが、時間の経過とともに再び浮腫んだり、弛んで(たるんで)きて持続するのが困難かもしれません。
もっとも食事の摂り方と併用することで、首やあごのラインの細胞のサイズが適正化することで、小顔マッサージが奏功したように感じることがあると思いますが、実際にそれを謳い文句に事業を進めている法人や個人の方からお咎めがを頂くのは本意ではないので、小顔マッサージの効果は期待できませんと申し上げることはできませんが、逆にマッサージだけで小顔を継続的にキープできるのか確認したいとところではあります。
いわば小顔マッサージなどしなくても、正しい食事の摂り方で無駄な贅肉が落ち、浮腫みや弛みがなくなれば骨格以上に小さくなることは不可能ですが、小さくなった印象が得られた事例は数多く見てきています。
もっとも、師の著書にも正しい食事で、減量に成功し、多くの生活習慣病を克服し、成功談として取り上げられたことのある超肥満体だった人などは超肥満の時にはあまりにも首から下が巨大であったため、バランス的には顔が小さかったのですが、体が小さくなったために首から上がとても大きくなって見えた事例もありますし、そういった事例は多くあるに違いありません。
私事で恐縮ですが、私も体重を減らすことでかなり顔が小さくなった印象を得られましたが、顔が小さく見えない家内よりも私の顔の方が大きく、並んでみるとその差は歴然です。
澱粉を主食とする伝統的な日本型食生活を腹八分目で過ごすことで気になる顔デカも多少は解消されるに違いありません。
絶食でやせることも考えていますが、注意点はありますか
【回答】
以前、私の職場には「食べなきゃやせるんですから」と言っている人がいましたが、もともとやせているその人は、ダイエットする人の気持ちもやせる正しいノウハウも知らなかったたので、あえてそれについての誤りは指摘を敬遠しました。
絶食と私の継承する食の理論を同時に進めた場合、私の継承する食の理論で食事したが方が、速く健康にやせます。
絶食でもエネルギーは消費するのだからエネルギーが入ってこなければ、消費分のエネルギーだけやせるはずと思い込みがちですが、エネルギーが入ってこないと、生命維持に最低限必要な活動だけに活動を絞るようになります。消費エネルギーを極力少なくして最低限必応な活動分を確保しなければならないからです。
そうなると体重の減りが遅いばかりではなく、脂肪が燃焼するのではなく、体の脂肪細胞以外の糖に変わることができる体タンパクからエネルギーを得ようとします。
延いては外から見える体の筋肉はいうまでもなく、髪の毛や爪、内臓や体温までも縮小、減少という結果が待っています。行動や思考までが普通ではなくなっていきます。
一方、澱粉を主食とする伝統的な日本型食生活を腹八分目で過ごすことで、体内部がエクササイズするようになり、生命活動も活発となります。脳と神経が正しく作動することで、脳が不必要に大きくなった脂肪細胞を適正サイズにしようと働きかけます。
澱粉を主食とする伝統的な日本型食生活を腹八分目で過ごすことが一般的なカロリー計算よりも速くやせられるのは人類にはそういったカラクリが潜んでいるからなのです。(←正しくは潜んでいるのではなく、当たり前に存在しているといえます)
余談ですが高たんぱく、低脂肪、低糖質のSDA、所謂特異動的作用を利用したスピード減量法は、確かに速いのですが、肝臓や腎臓を酷使するので、長く継続すると某の生活習慣病が憂慮されますし、浮腫みやすくもなります。腎臓に問題を抱えている人はもちろん敬遠すべきです。
澱粉を主食とする伝統的な日本型食生活を腹八分目で過ごすことをお勧めします。
お茶の脂肪燃焼効果って期待できますか
【回答】
一般にお茶に含まれるカテキン、カフェイン、ポリフェノール、サポニンに脂肪燃焼効果があるとされていますが、どのお茶でどのくらいの濃さで入れたお茶をどのくらい飲めばどれくらいの脂肪燃焼効果があるという資料が発見できていないので、何ともお答えしかねます。
自分がミクロの世界に入り込んでそれらの行方を追跡し、脂肪にどのように働きかけているのか確認できれば一番適切に回答できるのでしょう。
ただ、よく耳にするのが中華料理を食べた後に、ウーロン茶を飲むと口の中もさっぱりし、飲んだ後の胃も凭れずに過ごせたなどの印象がその信憑性を高くしている可能性も否めません。
しかしながら、澱粉を主食とする伝統的な日本型食生活を勧めている私でありながら朝砂糖入りのコーヒーを飲むくらいで、お茶はぺットボトルで売っているものも含め、ほとんど飲むことがありません。
たまに淹れたてのお茶を頂いて「美味しいなぁ、やっぱり日本人はお茶だよな」と美味しいお茶を飲む機会を得られて有難がる程度ですが、件の食の礎(いしづえ)ができているので脂肪燃焼効果をお茶に委ねることなど考えたことがありません。
お茶の残留農薬も気になります。国内のお茶の残留農薬は海外の残留農薬の基準よりも高いそうですが、使用を制限してしまうと美味しいお茶はできないのが理由だそうです。
摘んだばかりのお茶を水に浸漬して農薬を追い出してしまう方法も考えられますが、ほかの有効な成分も抜け出てしまうので、優先すべきものの熟考が望まれます。
頂いた緑茶を暫く飲んでいたことがありましたが、誰かが飲んだ二番目のお茶を頂いておりました。一番美味しく、しかも毒性の一番強い最初に淹れたお茶を我が家の長老に飲んで頂き、そのあとを私が頂いておりました。
とはいえ、その長老は83でもピンピンしておりました。
つまりお茶の脂肪燃焼効果は期待できるか判りかねますが、お茶を頂く場合はお茶の葉を一度お湯で洗い、できれば誰かが飲んだ後のお茶の葉でお茶を頂きましょう。但し、時間をおいてしまうとお茶に含まれるたんぱく質が腐敗して腹痛を起こしかねませんので、続いて頂くのが得策といえます。