Cobaringの若返る健康法を伝授!

伝統的な日本型食生活を腹八分目食べることで瘦せられるばかりか健康を維持することができる簡単で経済的な若返る健康法です。

ダイエットの失敗談②

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ダイエットの失敗談②

油抜きダイエットの誤解

私の継承する澱粉を主食とする伝統的な日本型食生活のテクニックの一つに油抜きというのがあります。
あえて油調理をしなくても素材に含む脂肪分だけで必要な脂肪は賄えるというのが、基本的な理念でもあり、かたや脂っこいものであっても食べる量でコントロールできれば、食べていけないものはないというコンセプトでした。
とはいえ、追加注文ができないコース料理の中でしたら、量を限定して、喫食者の感動を醸した後に、次の料理に移ってしまえば、感動を呼んだ料理が高脂肪のものであっても、体に悪影響を及ぼすこともなく、おかわりできないことへの不満も軽減されるのでしょう。ところが多くの実践者は油が高カロリーであることや脂質摂取の弊害だけをクローズアップして私の継承する食の理論が油抜きだと思い込んでしまうのでした。
そもそも私の継承する食の理念というのは油抜きをすることではなく、脳や神経の最も効率の良いエネルギー源となりうるブドウ糖になりやすい米を代表とする澱粉を主食とすることがメインテーマですが、油抜きがメインテーマだと思っている輩は、澱粉を摂ることよりも、油抜きをすることを優先したがるのです。

ある時とあるポピュラーな雑誌で読者モニターを募って、件の食の理論を実践して効果を確認する企画がありました。
数人が実行に当たりましたが、実践した中の一人は、効果を急いだのか「別にご飯食べなくても平気みたい」と言って処方箋に従ってご飯を食べるということをおかずだけ食べるという風にアレンジしてしまったのです。
数字的には彼女は体重減少という成果を一時的に得ることができましたが、ご飯を食べていなかったために、結果はいまひとつ、問題のなかった生理が不順になったというオマケまで得ることになったのです。
その後、食べた記録を確認した指導者は間違いを指摘し、軌道修正をするよう指導したのは言うまでもありません。

失敗のようで成功へのチケットを得た女性

私の継承する食のイデオロギーを商いの根幹とした職場は、多くの拒食症の人やリバウンドの女子で助けを求めて集まる駆け込み寺でした。
多くのやせたい人や健康を取り戻したい人に食事を供給するレストランも経営していた職場には、応援がてら多くの教えを求めて沢山の女子が駆けつけていました。
その中には太る恐怖から拒食症に陥った女子もおり、ガリガリにやせ細っために口周りが出て猿のような顔になっていました。そんな彼女も厨房に入って洗い物を手伝いに来ていたのを憶えています。
幸いなのは私の継承する食の理論を知ることができた事に尽きます。というのは彼女のようにガリガリになってしまうと(例外もありますが)恐ろしいほどの食欲が襲ってきて、とてつもない量の食べ物を食べてしまう所謂“ドカ食い”が始まることが少なくありません。
しかしながら、彼女の行ったドカ食いは“ごはん”を始めとする澱粉や和菓子などでした。
彼女は、例外なくリバウンドに見舞われ、顔はパンパンで、もの凄く太ったように見えました。とはいえ、クリーンなエネルギー源でしたし、脳や神経の喜ぶブドウ糖に変わるもののドカ食いでしたので、食欲は正常化するのも早かったのですが、肌に全く悪影響を及ぼさず、とても奇麗にリバウンドしたのでした。
その後、彼女は指導員によって見事に美しく変貌を遂げたのは言うまでもありません。
同じドカ食いでも食べる内容によって被る影響の出方が異なる典型的な事例といえましょう。
ドカ食いするなら澱粉が一番です。

勘違い男が誤った解釈で得た健康被害

私の継承する澱粉を主食とする伝統的な日本型食生活を知る機会を得、スリムな体型を獲得した22歳の男性がいました。彼がそのダイエット法を気に入った理由は“ごはんOK”、“和菓子OK”、“お酒OK”というダイエットにおいては禁断のものを食べて良いとする画期的なものだったからです。
といえ、当初一日の水分量の目安を定めていたこともあり(お酒の場合は別枠で記載するべきでしたが)、職場からの帰宅後に、ウイスキーをすきっ腹にストレートで2杯ほど飲み、気持ちよくなって眠りにつき朝を迎えることがしばしばあったそうです。ウイスキーをすきっ腹にストレートで2杯ほど飲むこと自体、健康上芳しくないのですが、夕飯食べ逃して朝を迎えたりしていましたのでやせはしたものの、健康状態は当然のごとく好ましい結果を生むはずがありませんでした。
彼が知る機会を得た食の理論の書籍の中にはお酒を飲みながらも健康状態が完全に改善された事例が載っていましたので、自分もきっと健康に違いないと確信していたのです。
ところが、勤め先での健康診断で、血圧は高く、肝臓の脂質を示す数値もすべて異常値、尿蛋白まで出ていたのです。
たとえ、やせる結果が得られたとしても自分にとって好都合な部分を極論で捉え、正しくない方法で実行した結末でした。
彼は指導員に暫く断酒をするよう促されたそうです。一日三食きちんと食べるようにも指導されたようでした。
一か月後には血圧も下がり、肝臓の数値も正常となり、尿蛋白も出なくなったのは言うまでもありません。

極論が生んだ柑皮症

私が子供の頃冬になると、体の欲求とは無関係に習慣的に蜜柑を大量に頬張っていた(一度に7個ぐらいはザラでした)時期があります。ある中学時代の冬の日教室のストーブを数人で囲んで暖を取っていると、「お前、どうしたんだよ黄疸か?」と友達に指摘されたことがあり、帰宅後母親にその旨を伝えると、「そりゃぁ蜜柑の食べ過ぎだよ。蜜柑を食べ過ぎた人はみんな黄色くなるに」と教えてくれ、少し安心したのを憶えています。これについては医学的には柑皮症という病名だそうですが、苦痛が伴わないので病気らしくありませんが病気だそうです。
ここまではあたかも余談のようですが、蜜柑に限らず、カロテンの多いものならば同様に柑皮症になる可能性を秘めています。
私の継承する澱粉を主食とする伝統的な日本型食生活はその名の通り澱粉を主食とするものですから、歓迎するダイエッターも中にはいて、「ありがたいことに、大好きなカボチャを食べることができる」といって、毎日のように主食代わりに食べていた女性がいました。毎日通る道すがらにある八百屋でカボチャを買っていたそうで、八百屋ではすっかり“顔”になっていたそうです。
ところが、肌の色はすっかり黄色くなってしまい、極端な話、カボチャのようでした。
私の職場を訪れた彼女は案の定指導員より指摘を受け、ご飯を主食としてカボチャは脇役に置いておくべきということを改めて諭され、正常な色に戻るまでカボチャを食べないよう指導しました。
暫くすると肌は白く戻ったそうですが、八百屋の前を通ると「今日はカボチャ要らないの?いいのが入っているよ」と言われ、買えない自分が申し訳なく極まりが悪かったそうです。
昨今、健康のためと称して、スムージーや青汁を常飲する人、サプリメントでカロテンを摂取する人は柑皮症にならないよう注意が必要といえます。

やせたら何を食べたっていいというわけではない

自分の姉の話になりますが、姉といっても私を兄のように慕い、多くの意見や知恵を求めてくる身内の一人です。
私の継承する食の理論にも強く関心を抱いてくれ、私の職場で開催するイベントにも良く参加してくれるほど熱心になってくれましたが、正しく実行できているのかということについては些か疑問でした。一日に二食だと言っておりましたし、とはいえ、間食はしていたかもしれませんが、それについてはどうしているのかは敢えて追求しませんでした。
月日が流れ、久々に姉に合うと、かなり小さくなったように見受けられました。もともと背は小さかったのですが、かなりやせたように見えたのでした。
ところが、話を聞いてみると「太らなくなったので、よく市販のパンを食べるようになった」「コレステロールが高いのでコレステロールを下げる薬を飲んでいる」「時々過呼吸で苦しくなる」などの信者とは思い難い発言の数々だったのです。
私の継承する食の理論(澱粉を主食とする伝統的な日本型食生活)を実行すれば、コレステロールは高くなることはなく、ストレスにも強くなり、自律神経の乱れが引き起こす体の不調は起こりにくくなります
彼女には市販のパンを常食とするのをやめるよう提案しましたが、身内よりももっと権威にある人に諭された方が有効なのでしょうか。今はどうしていることやら。