Cobaringの若返る健康法を伝授!

伝統的な日本型食生活を腹八分目食べることで瘦せられるばかりか健康を維持することができる簡単で経済的な若返る健康法です。

拒食症と過食症の実態

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私のリスペクトする武田邦彦先生から学んだことを共有させていただきます。

拒食症と過食症の誕生

“シマウマはなぜ太らないか”という研究発表があったようですが、シマウマに限らず、野生の動物には肥満がないそうです。もちろん、拒食症も過食症もありません。

それが拒食症と過食症相反する摂食障害というダブルスタンダードが深刻な問題となったのはヨーロッパでは1960年代から日本では1970年ごろからという高度経済成長期に増えてきたといえます。

この障害は直接的にはダブルスタンダードの避けがたいストレスによって起こるというの学問的には推定されているそうです。

人間のみならず、生物は生死を分けたぎりぎりの食事しかとれない所謂、食べられるか食べられないかの二者択一のみの状況下に置かれた場合には拒食症は発症しないのです。食べなければ死を余儀なくされるのですからさもありなんだといえます。

1956年から高度成長が始まり、1970年になると食べられないことがなくなってきた、つまり食べることに不自由を感じることが少なくなってきたことにより拒食症が発症するようになってきたといえるのです。

女性の社会進出

そのころ、もう一つの不幸なダブルスタンダードが発現しました。それは女性の社会進出でした。
従来は女性は良妻賢母という女性の役割を尊重され、推奨されてきたのですが、加えて女性も男性と同じように働かなければいけない、男女共同参画というのが進められるようになってきたのでした。

つまり高度経済成長によって食事を摂るのことに不自由を感じなくなるとともに女性の社会進出が始まったといえるのでした。
ところがそれは従来の道徳を克服できずに進められてきたのでした。というのは、妻として夫に仕える、家事をこなす、母親として子供二人を育て上げるという今まで当たり前のように行ってきた大変な労働との両立をしていくのは必然的に困難になったからでした。

女性に求められる不公平な要求

さらに女性の社会への進出が当然のように進む中で男性にはない様々な女性として求められる条件が非常に多いといえます。
そして社会的風習はなかなか変わりません。

一方、恵まれた女性の中には大学も卒業まで通い、才能を磨く機会に恵まれ、体力も蓄えられる機会のあった女性もいましたが、そういう女性が、そういう恵まれた環境で自身を向上させる機会のなかった女性を虐めるという事態も起こるようになりました。

このように女性らしくしなければならないということと、男性と同じように働かなければならないというダブルスタンダードに苦しめられるようになったといえるのです。

こうして女性の心に大きな負担となったのですが、克服できなかった女性が拒食症となる原因となったという医学者もいます。

昨今に多いダブルスタンダード

最近の世の中はダブルスタンダードが多いといえます。総合的に物事を捉え、しっかりとした立場で判断するのではなく、自分の利益を求めたり、自分の人生経験から短絡的に発言する知識人がいるからです。

ダブルスタンダードの中でも平気でそれをものともせず、利己的で傲慢に進めることができる人ならば問題ありませんが、誠実な日本、犯罪の少ない日本を守っているのはダブルスタンダードに耐えられない人たちで、そういった人たちが拒食症になりやすいといいます。

もう一つ興味深いダブルスタンダードとしてテレビ番組があります。例えばグルメに関する番組で料理の美味しさにフォーカスしてタレントも美味しさの表現の巧みさで評価されたりしています。
かたや太った人を痩せさせるドキュメント番組やら、ダイエットのビフォーアフターの特集やらと食べることを推奨する番組と食べさせないでやせることを推奨する番組が同時に存在するのです。

グルメの番組もダイエットの番組も視聴率が取れるからなのです。



ダブルスタンダードが横行する歪んだ社会

本質的に誠実であってダブルスタンダードは許し難いという正義感のある人がいることを真剣に考えてほしいと武田氏は語っていました。

ダブルスタンダードを平気だとする人がダブルスタンダードを作り、容認できない誠実な人がダブルスタンダードに苦しんでいて前者の平気な人が後者をバッシングしているようだとも語っていました。

当初武田氏は個人の主義主張で食事を摂ることを拒むということに贅沢な不合理を感じていたそうですが、ダブルスタンダードによって歪んでしまった社会の被害者なのだということを感じたと話していました。

まとめ

ダイエット研究家の立場としては“拒食・過食”というのはやせたい人が無理に食べたい欲求を押し殺して、やせ過ぎた状態を維持する拒食という状況の中で、抑えられない本能が採択した過食という行動の生きるという本能に根付いた必然の行動の後に、再び、太るということを恐れて拒食になり、過食するという行動を繰り返すという人間特有の行動だと思っていましたが、それ以外のダブルスタンダードでも起こりうるということを知り、目からウロコが落ちる思いでした。