Cobaringの若返る健康法を伝授!

伝統的な日本型食生活を腹八分目食べることで瘦せられるばかりか健康を維持することができる簡単で経済的な若返る健康法です。

伝統的な日本型食生活で肩凝りも改善

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人間と肩凝り

4人に1人は慢性的な肩凝りに悩まされているといわれています。人間は二足歩行することによって肩凝りが起こりやすくなっているという説があります。
それはもともと4本足で生活をしていました。人間は下にぶら下がった腕を支えるようにはできていませんでした。片腕で4㌔㌘ほどあります。ビール瓶4本分です。さらに二足歩行するようになった人間は約5㌔㌘の頭を支えなければならなくなったのです。

そこで自然と肩周辺の筋肉を無意識に収縮させており、肩が凝りやすくなっているのです。
そもそも筋肉を動かそうとする時、そのエネルギー源としてブドウ糖が用いられます。そして筋肉を動かした時、ブドウ糖は水、乳酸、炭酸ガスに分解されます。乳酸は筋肉疲労物質ともいわれています。そしてこの筋肉疲労物質は静脈によって運ばれ、体内を循環しているうちに分解されたり尿などとして体外に出されるのです。

ところが無理な姿勢や、同じ姿勢を長時間続けていると、縮んだ筋肉が血管を圧迫して血管が細くなり、血液の循環が悪くなります。すると筋肉疲労物質である乳酸が筋肉中に溜まり目詰まりを起こした状態になってしまいます。そして普段はあらゆる細胞の活動を手助けしているカリウムなどが筋肉中に留まり感覚神経を刺激するのです。その刺激が痛みの信号となり、脳へ伝達され、痛みと認識すると、肩の筋肉を収縮させるのであります。そしてさらに血管を圧迫し血液の循環が悪くなるのです。それが悪循環となり、繰り返され肩凝りと認識されるのです。

日本人と肩凝り

このように痛みを伴なった筋肉が部分的な縮んだ状態のことを「懲り」といいます。
日本人には欧米人に比べ特に肩凝りになりやすい様々な原因がありました。

【原因その①肩凝り体格説】

日本人の多くは肩幅の狭い撫で肩です。この撫で肩は、腕を支えるために必要な肩や首の筋肉が十分に発達していない状態といえます。肩や首の筋力が弱いと筋肉に負担がかかり、収縮して固くなることにより血液の循環が悪くなります。そのため肩凝りを起こしやすいというのです。しかし体格のよい日本人でも肩凝りに悩まされている人が多いといいます。それはなぜか。

【原因その②肩凝り猫背説】

実験によると背筋を伸ばした状態だと、筋肉の収縮はほとんど見られません。次ぎに猫背の状態だと肩の筋肉にかなりの負担がかかっていることが明らかです。
このように猫背になると首から肩にかけての筋肉に負担がかかり肩凝りが起こり易くなるのです。日本人には立っている時も座っている時も猫背になっている人が多いという情報があります。日本人は他の国の人々に比べて非常に猫背の人が多いのです。これが肩凝りの原因になっていると考えられます。

なぜ日本人は猫背になってしまうのか。日本人は、畳の生活を長く続けてきたので猫背になりやすいのです。リラックスした姿勢をとろうとして自然に胡座をかいたり横座りするようになった日本人は、全体の重心のバランスを上手くとるために猫背になっているのです。
つまり胡座や横座りの場合、背筋を伸ばして座るよりも猫背のほうがバランスがよく安定しているからです。
畳やカーペットに直接座る習慣が根強く残っている日本人には猫背体型が減らないため、肩凝りも減らないのです。
以上のように日本人は、肩凝りになる要素が非常に多く、潜在的に肩凝りを感じやすい体質なのです。
では、日本人の中でも肩凝りを感じる人と、感じない人がいるのはなぜか。

多シナプス反射

【原因その③肩凝り意識説】
肩凝りと言う言葉や概念があることによって肩を意識してしまい、意識することで肩凝りが起こるといいます。
常日頃から肩を強く意識することが更に肩凝りを悪化させるといいます。
人間は驚いたり、何かに体の一部をぶつけたりすると、脳から「身を守れ」という指令が筋肉につわり、筋肉が収縮します。これを多シナプス反射といいます。
肩の神経に意識が集中して「多シナプス反射」が持続的に起こって肩凝りが起こることも考えられます。
その結果自然と肩の筋肉に力が入り、肩の筋肉が収縮し、血管が圧迫され、血流が悪くなります。すると老廃物などが溜まり、カリウムなどが感覚神経を刺激してその悪循環の繰り返しがやがて肩凝りになっていくというのです。

肩凝りと心理的作用

つまり、肩凝りを強く意識するという心理的作用が更に痛みを増加させてしまうのです。
【肩凝り末梢神経説】
腱と骨の間には骨と筋肉の動きを滑らかにする滑液包というものがあります。肩が凝ると筋肉の動きが悪くなるので、動きを滑らかにしようとするため滑液包が大きくなります。す
るとその上を通っている末梢神経を圧迫し痛みを感じているというのです。よってその滑液包の上、ないしは周辺に末梢神経が通っているか否かによって肩凝りを感じたり感じなかったりするのではないかという説があります。

肩凝りを解消する食事

肩凝りを解消する食事として一般的に良く知られているのが、肩凝りを解消するには血行を良くするのが最も有効とされているので、血行を良くする食品を積極的に摂りましょうというのが常套手段なのではないでしょうか。
そこで血行を良くする栄養素としては
┏ビタミンB群
┠ビタミンE
┠タンパク質…肩の筋肉量を増やして血流量を
┃増やすという説から
┠クエン酸…疲労物質の乳酸を分解するため
┠カルシウム…ストレスによる神経の感受性を
┃和らげストレスによる肩凝りを減らすという説
┠マグネシウム…肩の筋肉の緊張をほぐす効果が
┃あるという説から
┠鉄分…肩まで酸素を行き渡らせるため
┗ビタミンC…タンパク質や鉄分の吸収を良くするため
と上記のものが推奨されています。

肩こり解消に米が一番

ところが私の継承するところの「澱粉を主食とする伝統的な日本型食生活」を実行した多くの方が、「肩凝りがなくなった」「疲れにくくなった」という声がたくさんありました
もちろん、上記のものも確かにそのような効果があるのだと思います。
しかしながら、それらだけを摂ったとしても、効果は得られず、燃焼に回ったり、ゴミとなってしまいますので、有効に利用できるよう、ブドウ糖になりやすい日本人に合った米などの澱粉を摂らねばなりません。途中長い話を盛り込みましたが、結果としては「澱粉を主食とする伝統的な日本型食生活」が一番理想的であることを切に訴えたいと思うのであります。